懸賞で当てるコツ
“アプリ系”“その場系”“ひと手間系”と懸賞の種類も多様化し、当選チャンスも倍増している中で当選チャンスを上げるコツをご紹介。
大モノはハガキで狙う!
デジタル応募は手軽だが、応募者の個性を出せないのが弱み。「懸賞で応募方法が選べる場合は、ハガキを選択。賞品や懸賞への思いを丁寧に書いてアピールすることで、当選を引き寄せられます」(めぐめぐ。さん)
「昨今は郵便法の改正などで配達にもだいぶ時差が出るようになりました。ハガキで応募する場合は必ず締め切りの1週間前に届くスケジュールを意識して応募しましょう!」(長場さん)
スーパー×メーカータイアップ

スーパーに行くとよく見かけるのが「〇〇を購入して応募」といったメーカーとのタイアップ懸賞。「当たる確率を上げるなら、1.全国区ではなく店舗数が少ない地域のスーパーが主催2.応募期間が短いものを選ぶのがおすすめ」(めぐめぐ。さん)
ポイントを集めるクローズド懸賞はコンビニが熱い!

「商品を購入し、公式アプリでポイントを貯めて応募する懸賞は、今コンビニが熱い。少ないポイントで応募するコースより、多くのポイントを集めて応募するコースがとにかく当たりやすいと懸賞達人の間で話題になるほどです」(長場さん)
大谷翔平、サッカーワールドカップ……話題のイベントに注目!

「話題の人や大規模なイベントには複数のスポンサー企業がついており、各社がその知名度を利用して大きな懸賞キャンペーンを行うことが多いです。2026年のサッカーW杯なら、各選手のスポンサー企業がそれぞれ懸賞を行う可能性も。今後の注目イベントを知っておけば早めに懸賞情報を入手でき、応募の機会を逃しません」(長場さん)
動画×SNSで当選率UP
テーマに沿った動画を撮影しSNSに投稿する懸賞が増加中。「応募のハードルが上がる分、今のところ比較的応募者数が少ない。当たりやすいといえます」(めぐめぐ。さん)。対象商品を食べる動画やダンス動画などは、「SNS上で写真より目を引きますし、キャンペーンの波及効果が高い。今後も増えると思います」(長場さん)
“その場系”はスタートダッシュ!

アプリで購入レシートを読み込むなどして、すぐに当落がわかる“その場系”懸賞。「応募が始まったばかりの時期が当たりやすいんです。というのも、開催企業はSNSで当選報告をする人を増やし、その後の応募期間を盛り上げたいから。初日にチャレンジする懸賞達人さんは本当に多いです」(長場さん)
めぐめぐ。さん

懸賞歴約10年以上。毎月、ハガキ懸賞は約50枚、デジタル懸賞は約100件の応募を続ける。累計当選金額は2500万円超え。ブログ「新めぐめぐの懸賞当選ブログ(懸賞の達人)」で、懸賞情報や当選品の報告を発信している。
長場典子さん

日本唯一の懸賞ライターとして雑誌『懸賞なび』などで連載中。自身と取材した懸賞達人のテクがたっぷり詰まった著書『日本一の懸賞達人・ガバちゃんの 劇的に当選率がアップする 当たる テクニック30』(白夜書房)も。