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ー 中絶費用の捻出にも苦労か

 

 9月16日に『フライデーデジタル』が、東京ヤクルトスワローズに所属する若手選手の不倫トラブルを報じた。なんでも同誌によると、チームメイトで6億円プレーヤーの村上宗隆選手(25)と同い年の「期待の星」とのことでーー。

 2018年にヤクルトからドラフト5位で指名され、東海大市原望洋高校(千葉県)からプロ入りした金久保優斗投手(25、以下敬称略)。そんな彼がインスタグラムの“DMナンパ”によって知り合い、2024年末に“交際”関係に発展した都内在住のA子さん。

 ところが今年6月にA子さんの妊娠が発覚すると、2人の関係にヒビが。妊娠した彼女に対して“結婚”の話どころか、中絶を要求した金久保。というのもーー、

「2025年の選手名鑑では結婚に関する記述はなく、プロ初勝利を挙げた2021年時点では“独身”であることが確認されています。ところが『フライデー』によると、すでに“バツイチ”で子どもも“いる”と彼女に打ち明けたというのです。

 つまりは交際時には独身と偽っていたわけですが、彼の弁護士は“A子さんより威迫されていた”とし、さらにヤクルト球団も“事実とことなる部分がある”と抗戦の構え。そもそも彼が“既婚者”というのも、別れるための“方便”の可能性も……」(在京球団を取材する野球ライター)

 何はともあれ、双方の出方次第では“家族”を巻き込んでの泥試合になりかねない様相だが、記事内で違和感を覚えたのが、金久保がA子さんに手渡したとされる6万円の「中絶費用」。彼はなんと、費用の「割り勘」を主張してきたようだ。

 2025年の平均年俸は4905万円と、大手企業に務めるサラリーマンよりも数倍稼ぐ、“高級取り”イメージを持たれるプロ野球選手。もちろん1年間で5億円、10億円もの年俸を手にする選手が底上げしているのだが、それでも1軍に在籍した場合の最低保証年俸は1600万円だ。

中絶費用の捻出にも苦労か

同年代には6億円プレーヤーの村上宗隆選手も(金久保優斗インスタグラムより)
同年代には6億円プレーヤーの村上宗隆選手も(金久保優斗インスタグラムより)

 少なくとも妻子ある身として、自分に“落ち度”があると感じているのならば、中絶にかかった全額負担を申し出るように思える。実際、そんなA子さんを軽視するような態度も、『フライデー』に持ち込まれた一因とも言えるが、前出の野球ライターによると「期待の星」とはかけ離れた実情もあるようで。

金久保の今季年俸は900万円で、最高年俸の1200万円(2022年)から下がり続けています。入団からの通算5シーズンで5勝、今シーズンも12試合に中継ぎ登板するも、防御率7.71と首脳陣の信頼をイマイチ得ていないと見える。

 正直なところ、“期待の星”どころか“崖っぷち”に立たされている立場で、オフにトレードや現役ドラフトで出されるならまだしも、戦力外を言い渡される可能性もあるのが現状。本当に家族を養っている立場ならば、中絶費用の捻出にも苦労したのでは」

 現役生活が短いプロ野球選手にとって、一般的に高給とされる900万円でも引退時の収支はマイナスとも言える。億を稼ぎだす一流プレーヤーであれば不倫トラブルにおける金銭面の“ケア”はどうにかなる、とは言わないが、同じプロ野球選手でも不倫で負うリスクが高くなるケースもあるようだ。

 2026年シーズン、金久保がマウンドに立つ姿を“家族”は見られるのだろうか。