グランプリに輝いた人気マスコット
3位はドイツ館(パビリオン)。
「キャラクターを持って説明を聞きながら回るのが楽しかった! キャラクターもめちゃくちゃ可愛くて最後に坂で転がして返すところが面白かった」(東京都・42歳・女性)、「わりと早く入場できた」(三重県・34歳・女性)と、35票(22/13)を獲得。
「2000年のドイツ・ハノーヴァー万博もそうでしたが、ドイツの展示って毎回まじめなつくり。けれど今回は可愛いキャラクターを使い、大人から子どもまで楽しく学ばせた」
ドイツ館で迎えるのが、人気マスコットの「サーキュラー」。万博キャラクターランキングでは、ミャクミャクはじめ約30体のパビリオンキャラクターの中から見事グランプリに輝いている。
「ピンバッジやぬいぐるみにしても、サーキュラーグッズは置けばすぐ完売してしまう。そのサーキュラーちゃんが話すということで、本来ならば難しいことも、ちょっと聞いてみようかな、面白いんじゃないかと惹きつけた。その見せ方が巧み」
2位はフランス館。
「ディオールのドレスが圧巻」(大阪府・51歳・女性)、「入ってすぐにヴィトンの部屋に圧倒された」(大阪府・56歳・女性)、「日本人、こういうの好きでしょという感じだが、好きだよ!って感じだった」(大阪府・36歳・女性)、「夫はつまらないと言ったけれど私はオシャレな感じがいいなと思った」(大阪府・56歳・女性)と、37票(19/18)獲得。
「これはズルい(笑)。みんなの好きそうなものを好まれやすいように展示して、芸術性と絡めて出していた。あれだけスタイリッシュに見せられたら、みんなキュンとなってしまう」
ヴィトン、ディオール、シャネルと、パリが誇るハイブランドのブースをずらりと展示。キュンとしたのは日本女性だけではないようで。
「今回の万博は当初フランスも立候補していて、万博のスタッフの多くが次はフランスがいいと言っていたんです。なぜかというと、フランスで働きたい、パリに住みたいから。今回万博でスタッフとして働いている各国の人たちも、やはりフランス館には行きたいと言う。日本人だけではなく、パリは世界の憧れなんだということでしょう」