8月からマイナーリーグで先発として調整したが、調子は上がらず。ドジャースは大谷や山本ら先発投手陣が好調だったこともあり、佐々木はリリーフに回ることに。

「手のひら返しがすごい」

名前が1文字違いの佐々木希と日本テレビ系『しゃべくり007』で共演した佐々木朗希(本人のインスタグラムより)
名前が1文字違いの佐々木希と日本テレビ系『しゃべくり007』で共演した佐々木朗希(本人のインスタグラムより)
【写真】米津玄師に似てる? 別人級のビジュ変が話題の佐々木朗希

「佐々木投手は9月25日にメジャー復帰。リリーフではレギュラーシーズンとポストシーズンを通して、まだ1失点もしていません。ドジャースは先発投手陣が充実しているのに対して、リリーフ陣は不安定で失点するケースが目立っていました。ドジャースにとって佐々木は“救世主”のような存在でしょう」(スポーツライター)

 ポストシーズンでは、4試合に登板して打たれたヒットは1本のみ。

 圧倒的な投球を続ける佐々木にファンからは、

《間違いなく佐々木朗希がいなかったらポストシーズンは戦えてない》

《1か月前なんてド軍もファンも「佐々木朗希、メジャーはダメだったか………」みたいな空気だったのに》

《佐々木朗希への手のひら返しがすごい》

 と、評価の声が一転した。

 ドジャース専門メディア『ドジャース・ネーション』はXにて《もし地区シリーズにMVPがあったなら、それはロウキ・ササキに贈られていただろう》と投稿。

 アメリカの全国紙『USAトゥデイ』のボブ・ナイチンゲール記者もXに《わずか3週間前にマイナーリーグにいたロウキ・ササキが、フィリーズの打者9人と対戦。そして9人を退けた。ドジャースには鉄壁のクローザーがいる》と投稿。

 現地でも認められる活躍となった。“令和の大魔神”が連覇へと導く。