「資金が潤沢とは言えない西武だけに、経営面から見ると2人のポスティングを容認して移籍金を得たいのが本音のところでしょう。が、Wエースの流出は巻き返しを図るチーム内の士気を下げ、弱体化によってファン離れを招きかねません。
これまでも毎年のように国内外含めて主力選手が去っていった西武ですが、高橋と今井ら“チームロンゲ”の流出は内部崩壊を起こす恐れもある。来年には“もう1人のメジャー級”、最速160キロの怪腕投手の移籍が濃厚ですから」
パ・リーグ事情に精通するスポーツライターが話す「もう1人のメジャー級」というのが、
メジャーで見てみたい怪腕投手
《今までの貢献を思えば 1番ポスティングという言葉が 出てきて良い選手》
《今井投手と平良投手は、いまメジャーで どれくらい投げられるのか見てみたい》
《今井は今年ポスでしょうがない アメリカで頑張ってくれ 高橋何某見ての通り高く売れる時に行くべき 平良も来年高く売れるように頑張れ》
SNS上でも聞こえる、2025年シーズンをクローザーとして31セーブをあげて、最多セーブ賞のタイトルを獲得した平良海馬投手(25)を押す声。
「2019年のルーキーイヤー以来、チーム事情から主に中継ぎを務めた右腕ですが、本人が希望するのは先発投手。今井と高橋が抜けることを見越してか、来シーズンは2023年以来の先発での起用が既定路線と聞きます。
そして本人もメジャー志向を公言し、実際にメジャースカウトからの評価も高い。契約金と移籍金に制限がかかる“25歳ルール”もクリアしたことから、西武としても“旨み”がある。先発でも好成績を残せばメジャー挑戦は必然となりますが、チームはというと……」
おらがチームの“エース”たちを快く送り出したい、メジャーで活躍する姿を見たいけども……。西武ファンにとって悩ましいオフシーズンになりそうだ。