「肩の荷が下りた」石破首相

「この一年、石破氏は政策に対しての批判とともに、所作や身だしなみの話題で炎上することも多かったですからね。“食事姿が汚い”“会議中のマスク位置がズレている”など、首相としての品格が問われていましたが、最近になって、ミャクミャクとのやり取りや運転姿の投稿を見て、その微笑ましい姿に好意的な意見も見られるようになりました」(前出・スポーツ紙記者)

 投稿のリプ欄でも、

《肩の荷が下りた顔してる》

《AIより穏やかな運転しそう》

《この人、引退したらバラエティー番組に出そう》

 など、もはや政治よりエンタメ寄りの反応が並ぶ。

AI技術を用いた車のデモ機を体験する石破茂首相(本人のXより)
AI技術を用いた車のデモ機を体験する石破茂首相(本人のXより)
【写真】「おもしろゾーン突入」国民爆笑、石破首相の“AI運転”姿

「政治の現場では、21日の首相指名を前に人事構想が進み、次の内閣体制が固まりつつあります。政策、外交、経済のすべてが動き始めたなかで、石破首相の今後の党内での立ち位置はどうなっていくのか、こちらにも注目が集まることでしょう」(前出・一般紙社会部記者)

 約1年間、日本の舵取りに奔走した石破首相。賛否両論はあったかもしれないが、ひとまず今は「ゆっくり休んで」と声をかけてあげたい。