「役者業にも力を入れていきたい」
えみかの女性としてのキュートさについて聞くと、
「遊園地デートのシーンでは、恋愛のさしすせそ(“さすが”“知らなかったです”“すごいですね”“センスがいい”“そうなんですね”にがんじがらめになっていて(笑)。バレバレで、すごく可愛いなと思いました。あざとそうとも思うんですが、僕は嫌いじゃないです(笑)」
見るほどに微笑ましく、応援したくなるふたりだと話す。木村自身はストレートにアプローチができるタイプかと聞いてみると、
「はい、そこは頑張ると思います(笑)。恋愛に限らずですが、叶翔ほど待つというか、慎重すぎることはないと思います!」
『君がトクベツ』というタイトルにちなみ、木村にとってのトクベツな人について尋ねると、
「僕はFANTASTICSです! やっぱりグループがあるからこそ、今こうやって映画やドラマに出演することもできている。だから、自分の中で“トクベツ”なのはFANTASTICSでお願いします!」
本作で自身とは真逆のキャラを演じたことで、役者としての幅の広がりを感じたという木村。8月に26歳を迎えている。
「20代も後半に差しかかっているので。FANTASTICSとしてはパフォーマンスがもちろん大前提ですけど、ヒット曲というものを生み出したいです。
個人としては役者業にも力を入れていきたいです。もっともっと幅広い役を演じられる人になりたいし、ゴールデン帯のドラマに出演したり、映画の主演もしたりできるくらいの力をつけていきたいです。“こんな役も演じられるんだ”“あの作品のあの役と、この作品のこの役は同一人物がしているの?”って驚いてもらいたいし、“この役は慧人じゃなきゃ無理”って思ってもらえるような役者さんになりたい。それを実現できるように頑張っていきたいです!」
癒しの時間は……?
FANTASTICSの活動に加え、俳優としての活躍も目覚ましい木村。多忙な日々の中での癒しの時間について聞くと、
「サウナで整った後にサウナ飯を食べる! このセットがいちばんリラックスできます。だいたい“これを頑張る!”というときの前日夜に行きます。実は1回、ライブ前にこのセットをやりに行ったら、リラックスしすぎて。どこか自分の中でふわふわしてしまったので“これはあんまり良くないな”と思い、そこからはやめました(笑)」

ドラマ『君がトクベツ』
毎週火曜深夜0:59〜(MBS)、同深夜1:28〜(TBS)放送中