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結婚生活が続くなか、夫が徐々にモラハラ的な言動をとるようになってつらい─
そんな女性たちの悩みに耳を傾けてきた司拓也氏。
「相手がモラハラ気質だと、何を言っても聞く耳を持たず、一方的に暴言を吐いてきます。そういう人に真正面から対抗しようとしても、さらなる暴言で傷つくだけ。
相手を言い負かそうとするのではなく、攻撃してくる相手をうまくかわし、攻撃しようとする気力をそぐことが大事です」(司氏、以下同)
無用な衝突を避けながら、自分を守る
司氏が提唱する「ポーカーボイス&トークメソッド」は、“声”と“話し方”を変えて、相手の攻撃や圧力に動じてないように見せる技術。
一般的に知られている「ポーカーフェイス」は、感情を表情に表さないようにすることだが、「ポーカーボイス」は声で不安や恐怖を悟らせないようにすること。感情をのせすぎず、冷静に聞こえる声で「威嚇に動じていない」と思わせることが肝要だ。
一方「ポーカートーク」は、相手を刺激しないように承認や質問を繰り返すことで、自分を守る会話術。
ポーカーボイス&トークは、相手を論破するのではなく、威嚇的な態度が怖くて「声が出ない」「言い返せない」と悩む人が使うものだ。
「相手を威圧したり、恫喝したりする人は、その人が萎縮し怖がる姿を見て満足するタイプ。反論しても、さらなる攻撃を受けるだけです。
むしろ“この人を攻撃しても効果がない”と思わせる声と言い返しで、無用な衝突を避けながら、自分を守ることが大事なのです」
















