─では、プロポーズは?
TAKESHI「'24年3月15日も最高の開運日らしく“籍を入れるんならこの日じゃないかな”と話して籍を入れることになりました。いわゆる“プロポーズ”のようなことはしていませんが、歌でも作ればよかったかな(笑)」
開運日という踏み出すきっかけがあって、ありがたかった
園山「でも、私は開運日を全然、気にしていないんです。後から知ったのですが、私が最初にお店をオープンした日がその年で最悪な日だったらしく、それでもうまくいったので(笑)」
TAKESHI「僕的には、開運日という踏み出すきっかけがあって、ありがたかったですね」
─はじめから“別居婚”とのことですが、その理由は?
園山「私が仕事で世界中を飛び回っているので、空港や新幹線の駅に近いところがよくて。そこで一緒に暮らすことも考えたのですが、いい物件が見つからなくて」
TAKESHI「そうそう。今の俺の家には地下にスタジオがあって、駐車場があって、ギターをたくさん保管するための広さがあって、そういう条件だとなかなか都心で見つけるのは難しくて。老後は一緒に住んだほうがいいと思っているのですが、お互いが元気で働いているうちはこのままかな。寂しいともあまり思わないですね。だって、別居婚といってもふたりとも都内にいるんですから」
園山「でも、これはお互いがちゃんと自立しているからこそ、成り立つと思います。それぞれの生活がありつつ、一緒にいる生活もあるというのが心地いいんでしょうね」
TAKESHI「連絡もいつでも取れますしね。毎日LINEもしていますし」
園山「私はあまりまめに連絡をするタイプではないのですが、いつも“おはよう”とか送ってくれます」
TAKESHI「生存確認も含めてね(笑)」
─ふたりでいるときは何をして過ごしている?
TAKESHI「だいたい僕がお酒を飲んでいるのですが、料理を作ってくれます。ぜひ皆さんに食べてもらいたいのは、僕の大好物の鶏皮をカリカリに焼いたやつですね。1人でいるときにも作ってみたいのですが、案外難しいらしくて」
園山「ただ焼くだけじゃなくて、実は結構コツがいるんですよ。逆に、私の誕生日に料理を作ってくれたこともあったよね」
TAKESHI「味のないパスタね(笑)。お祝いとしてペペロンチーノを作ったのに自分で笑っちゃうくらいおいしくなくて、結局、味を調えてもらって……」
園山「でも、同じときに作ってくれた豚キムチはおいしかったよ」
TAKESHI「あれは誰が作っても、大抵おいしくなるじゃん(笑)」











