首相官邸が深夜3時にX投稿
そんな高市首相による規制緩和の動きに対して、野党の面々からは早速、反対意見が。日本共産党の志位和夫氏は、X(旧ツイッター)で《過労死が大問題の日本で、「労働時間の規制緩和」という最悪の時代逆行を指示するとは。「ワークライフバランスという言葉を捨てる」ことを国民に強要するな》とポスト。山添拓氏も《「働きたい改革」などと掲げた自民党の、「ワークライフバランスという言葉を捨てる」と述べた首相による危険な動き》と投稿している。
とはいえ、前述の問題点を踏まえて規制緩和を求める声があることもまた事実。だが、そんな中で首相官邸のある“働き方”が話題を呼んだ。
「高市首相が就任した翌日の22日午前3時29分に、官邸の公式Xが更新されたんです。内容は新内閣の決意表明のようなものでしたが、深夜真っ只中の投稿に対して、官邸アカウントの“中の人”の過重労働を危惧する声が殺到しています」(前出・社会部記者)
投稿に対してネット上では、
《深夜3時にする必要ある?首相官邸の人のワークライフバランスは?》
《何時まで働いてるんですか…まさに馬車馬のように働かされてる証拠》
《働いて働いて働いての結果が、午前3時半のスローガンのポスト》
《馬車馬内閣…ちゃんと寝るのも仕事ですよ!》
などの声が寄せられている。
世界中どこからでも更新できるというSNSの特性上、担当者が海外に赴いていた可能性もあるだろう。いずれにせよ、労働時間規制の緩和はについては、今後も議論が続きそうだ。