大役に抜擢のくっきー!

「そして満を持して登場したのが、のちの葛飾北斎である勝川春朗を演じるくっきー!さんです。大河初出演にして大役に抜擢されました。北斎は生涯で何度も画号を変え、転居を繰り返しながら“己の表現”を探求した人物ですが、くっきー!さんも国内外で個展を開くほどのアート好き。独自の絵の世界を追求する姿勢が北斎と重なります」(前出・芸能ライター)

 実際、放送では紙を破いて食べるなどの奇行を連発し、狂気と天才が同居する“くっきー!らしい”演技を披露。独特の存在感で視聴者の心をつかんだ。

 一方で、《芸人が出すぎでは》《本職の俳優にもっと出てほしい》といった意見もあるものの、くっきー!のキャスティングに関しては、

《神キャスティング!》

《くっきー!が北斎役はハマりすぎ》

《くっきーの演技、いい意味でヤバい》

 と絶賛の声が相次いでいる。

 奇抜な発想と繊細な演技のバランスで、“北斎の狂気”を描いたくっきー!。その怪演ぶりは、今後の物語の展開にさらなる深みをもたらすに違いない。