最も視聴者をがっかりさせた秋ドラマ
そして最も視聴者をがっかりさせたのは、
「1話見て何も覚えていない」(埼玉県・46歳)、「面白くなると思って3話まで見たけれど脱落」(鳥取県・39歳)
放送前は今期イチの話題作といっても過言ではなかった三谷幸喜氏脚本の『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系)が「がっかり」の1位に。菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波と若手の人気役者から小林薫ら重鎮までをそろえたが─。神無月さんは、
「あの三谷幸喜が大絶賛された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』以降に初めて書き下ろす民放連ドラ、ということで、放送前からいろんなニュース媒体で取り上げられていました。それだけ注目度が高かったということですよね。主人公の久部(菅田)が初回からずっと怒鳴りっぱなし、怒りっぱなしでセリフ回しが舞台俳優のように大げさなのが、いちばん気になっています。
あと、登場人物が初回からとにかく多かった。通常のドラマだと10人前後でスタートして印象づけしてから、徐々にキャラが増えていくパターンが多いんですが、こちらは初回から30人近いキャラを一気出しだったのも、視聴者の混乱を招いたのかもしれませんね」
7話からの第二部では生田斗真も参戦。さらに増えていく登場人物を前に視聴者が離れてしまっては、豪華キャストの意味がない?
今回のランキングを見て神無月さんは、
「脚本家の勝負という感じがしますね。三谷幸喜さんや野木亜紀子さん、岡田惠和さんら大御所から、新人脚本家まで。どちらがいい悪いではなく、新しい風がたくさん吹いてほしいと思います」
秋ドラマもまだまだ序盤。'25年の最後に視聴者に愛される“名作”は?










