6回の出場経験があるあいみょん

 3位には22票であいみょんがランクイン。6回の出場経験があり、老若男女に人気のある彼女だが─。

「ファッション誌の表紙モデルをあいみょんが務めたとき、左腕にタトゥーが見えたことでちょっとした騒動になりました。彼女に対する一般のイメージとタトゥーは相いれないものだったようで、世間からの拒否反応はかなり大きいものでしたね。別に悪いことをしているわけではないのですが、そういった世間の風評が影響しなければいいのですが……」

2位のYOASOBI

YOASOBIのAyase(左)とikura(YOASOBIの公式Xより)
YOASOBIのAyase(左)とikura(YOASOBIの公式Xより)

『マリーゴールド』のような素朴な歌詞を歌うのに、似つかわしくない、なんて声がSNSにあふれたあいみょんだったが、無事に7回目の出場を決めた。

 あいみょんと同じ問題を抱えるのが、28票を獲得して2位にランキングされたYOASOBIだ。

「コンポーザーのAyaseさんの、首から腕にびっしりと入ったタトゥーが話題になりました。デビュー曲『夜に駆ける』で火がついて、'23年の『アイドル』で世界的ヒットを記録しました。昨年は『紅白』に出ていませんが、そこまでのヒット曲がなかったということで納得はできます。ただ、ユニット自体の人気はあるので、出れば若い層の視聴を見込めますが、タトゥーに対する嫌悪感がどこまで影響するか……。あいみょんともども、そこが問題でしょう」

 日本でも、タトゥーはある程度は認められてきたとはいえ、まだまだネガティブなイメージが強い。そのためか、YOASOBIとしては落選し、その代わりなのか、ボーカルを務める幾田りらがソロでの初出場を射止めた。