拭いきれぬ女性トラブルの印象

 しかし、山川が3月に代表辞退の意思を表明した際、野球ファンから寄せられたのは理解の声だけでなく、「あんな騒ぎ起こしといて出れないだろうし間違いなく選ばれないよ」「出たくないっていうか選ばれないだろ…記録映画の修正で大迷惑を掛けといて、何を偉そうに言ってんだか」「そもそも山川に代表のユニを着る資格なんてない」といったコメントが。

SNSに投稿・拡散されている、ゴミ箱に捨てられた山川穂高の西武時代のユニフォーム(一部修正してあります)
SNSに投稿・拡散されている、ゴミ箱に捨てられた山川穂高の西武時代のユニフォーム(一部修正してあります)
【写真】ファン激怒か…ゴミ箱に捨てられた山川穂高のユニフォーム

「山川選手は、知人女性に対する強制性交の疑いで2023年5月に書類送検され、後に不起訴となったものの、当時所属していた西武から無期限の公式試合出場停止の処分を受けました。さらに、その処分が解除されぬうちにFA(フリーエージェント)権を行使してホークス移籍を決めたことで、野球ファンから大バッシングを浴びたのです。

 2024年4月13日、古巣・西武とのアウェー戦では、山川選手が打席に立つたび西武ファンからブーイングが。パ・リーグ史上初となる1試合2打席連続満塁ホームランを放ちチームを11対2の圧勝に導きましたが、試合後のインタビューでもブーイングはやまず。試合後には、山川選手の西武時代のユニフォームに“バツ印”のように赤いテープが貼られて、球場内のゴミ箱に捨てられた写真まで拡散されました」(スポーツ紙記者)

 今回の“出場拒否”表明に対しても、「行きたくないというよりもう選出されないのでは」「前回のWBCで問題起こしながらも報道される前だったから何食わぬ顔で出てたのもどうかと思う」など、厳しい意見が寄せられている。

 前回大会では、主に代打として出場して2打点をあげるなど、チームの優勝に少なからず貢献した山川。本人の意思に関わらず、その後の“不祥事”のイメージはいまだに払拭できていないようだ。