NHK御用達の西洋人美女
2位に大差をつけて1位に輝いたのは、2014年のNHK朝ドラ『マッサン』でエリー役を務めたシャーロット・ケイト・フォックス(40)。
「容姿端麗で、表情豊かなところが魅力的だった」(北海道・64歳・男性)
「すごく可憐で、憧れた」(熊本県・41歳・女性)と、その美しさを絶賛するコメントが相次いだ。
「ブロンドで、スラリとしていて美人。わかりやすく言うと、古い時代の日本人が思い描く“西洋人女性”を体現したような方ですよね(笑)」
『マッサン』以降も、朝ドラ『べっぴんさん』、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の出演を経て、現在は『ばけばけ』にもヘブン先生の同僚として出演中。アメリカでの知名度は高くはなく、活動はほぼ日本限定だが、日本では“シャロやん”の愛称で親しまれている。
「NHK作品に多く出演しているところをみると、同局が求める類型的な白人女性像にぴったりなんでしょうね(笑)。すっかり“NHK御用達”のイメージですが、やはり登場すると視聴者もうれしい。特別感がありますよね」
ビデオ・オン・デマンドの急速な発展もあり、国際共同製作のプロジェクトが増えている。年明けにも、杏主演の日本・フィンランド共同製作のドラマ、山下智久主演の日仏米共同製作ドラマなどが続々放送予定。国境を越えて大きく成長を続けるエンタメに、今後も期待大だ。
日本のドラマで心に残った「外国人俳優」ランキング
カトリーヌあやこ 漫画家&テレビウォッチャー。著書にフィギュアスケートルポ漫画『フィギュアおばかさん』(新書館)など
取材・文/植木淳子











