2025年10月、高市早苗内閣のひな壇撮影後に小野田紀美経済安全保障相と言葉を交わす鈴木憲和農相
2025年10月、高市早苗内閣のひな壇撮影後に小野田紀美経済安全保障相と言葉を交わす鈴木憲和農相
【写真】現職の鈴木農相と農相時代の進次郎、見事に別れた視察ファッション

 その鈴木農相は9日の会見で、おこめ券にまつわる疑念を向けられると、「私がJAグループに何か利益誘導するということは全くない」と明確に否定。発案についても独断ではなく、「事務方の皆さんと議論した結果」と反論して“潔白”を主張している。

「とはいえ消費者が求めているのは、税金を投入するおこめ券を配布するよりも、スーパーのコメ価格を安定して下げられる政策です。それを承知の上で、農相は“大好きなおこめ券”にこだわっているのか……」(前出・記者)

 そんな鈴木農相に対するネガティブなニュースが連日伝えられているが、前任である小泉進次郎防衛相(44)の評価は上がっている。

国民を向いていたのは小泉大臣

 2025年5月、政府備蓄米の放出をもって「5キロ2000円」の実現を目指し、卸売業者を通すことなく小売業者に直接届ける随意契約の仕組みなども講じた、石破茂(68)前政権において「コメ担当大臣」として奔走した前農相。

《最初からずっと米価格を下げようという雰囲気すらない人。進次郎の政策が良かったわ》
《鈴木氏の説得力0%。 米価格も高値止まり。 国民への想い0%? カリスマ的存在、小泉氏行動力、結果としてもスピーディー》
《鈴木農水大臣はJAの犬なのですね 結局、団体からの支持や献金などが目的なんだね… 国民を向いていたのは小泉大臣だったのに ホント残念》

 ネット上でも鈴木農相のおこめ券に呆れ、国民目線でのコメの店頭価格を下げようとした「進次郎のほうがよかった」などの声も出始めている。