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「後片付けは誰がやるの?」炊飯器料理ブームに見える"家事負担"のリアル(※画像はイメージです)
「炊飯器に入れるだけ!という料理、調理自体は簡単だけど炊飯器の内蓋等洗うの、めちゃめんどくさくないですか」
日本中のキッチンで繰り返される「家事の分担」と「時短の代償」に一石を投じる議論がネット上で巻き起こった。
炊飯器調理のデメリット
材料を入れてスイッチを押すだけ、炊飯器への“丸投げ”調理
「炊飯器レシピ」。材料を入れてスイッチを押すだけで、メインのおかずから煮込み料理まで完成するという魔法のような調理法だ。SNSやレシピサイトでは「ほったらかし調理」「時短テク」として紹介され、忙しい主婦や単身世帯までに浸透している。 だが、そのメリットの影に潜む「見えない家事」に焦点を当てた投稿が、Xで爆発的な共感を呼んでいる。
冒頭の投稿に続け、「ニオイはつくし肉を入れると噴き上がったアク?がこびりついてゴシゴシやらないと取れない後片付けを他人に任せられる人が考えた調理法なのでは」といった問題提起に「炊飯器に匂いもつくし、同時に米は炊けないし、鍋の方が楽かなってなりますね」「私はご飯用と料理用の炊飯器を分けてます」など、各々の工夫と共感の声が飛び交った。
この「時短」と「後始末」のトレードオフについて、食のプロはどう見ているのか。
フードスタイリストとして活躍する寺島モエカさんに、炊飯器調理の是非と、メーカー推奨の安全性について聞いてみた。
















