光代さんが夫婦関係で大切にしていること
今もときどき、2人で散歩に行くそう。太田さんのように出無精な夫は、散歩を口実に引っ張り出すと夫婦仲を深めるきっかけになるのではと話す。
「健康が気になる年頃なので、あんなマイペースな夫でも、散歩なら『じゃあ行くか』となるんですよ。そのうち、いろんなところに連れて行ってほしいな~という願望もありつつ、まだまだ調教中です(笑)」
離婚の危機は絶えないが、なんだかんだうまくやっている太田夫妻。光代さんが夫婦関係で大切にしていることが2つ。1つは思い出をたくさんつくること。
「結婚35年で数えるほどしか旅行に行けてなくて。将来、夫の介護をすることになっても、楽しい思い出があれば、思いやりを持ってできると思うから。散歩でも外食でも、小さな思い出を増やしていきたい」
2つ目は、相手がいて当たり前の「空気のような存在の夫婦」にならないこと。
「結婚当初はラブラブで、『空気になんてなるわけない』と言っていた夫が、最近、『夫婦は空気みたいなもの』と言っていて、話が違う!と。私が必死に存在感を出しています(笑)」
ゆくゆくは、こんな夢が……。
「社長なのに行ったことがないの?と笑われるのですが、いつか夫とハワイ旅行に行くのが夢なんです」
その旅の思い出話を聞けるのは、いつになることやら!?
太田光代さん著『社長問題!私のお笑い繁盛記』(文藝春秋)では、社長として激務をこなしながら「宗教二世」や「不妊治療」など、自身の人生の課題とも戦い続けてきた半生をつづっている。
おおた・みつよ 1964年、東京都生まれ。モデル・タレントとして活躍した後、1993年に芸能事務所「タイタン」を設立し同社を牽引。近著『社長問題! 私のお笑い繁盛記』(文藝春秋)では、社長として激務をこなしながら「宗教二世」や「不妊治療」など、自身の人生の課題とも戦い続けてきた半生をつづっている。
取材・文/小新井知子











