2022年に削除された中村奨成選手のインスタグラム。野村克也さんとのツーショットも
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 そして「ビッグ3」最後の一角が、今年プロ入り後初の100試合出場を果たした中村だ。入団時は「打てる捕手」として期待されながらも一軍定着できずに燻り続けたが、6年目を迎えた今季は外野手としてレギュラー奪取。規定打席には届かなかったものの打率.282、本塁打も9本放った。

“素行”問題視された中村を変えた結婚

「2017年の夏の甲子園までは、かねてより強打の捕手として知られた村上を“ビッグ3”に数える向きもありましたが、清原越えの活躍で中村が取って代わった印象。ただプロ入り後、女性トラブルなどの野球以外のプライベートが話題になることも」

 2023年のオフには年俸750万円(推定)の契約更改とともに、背番号も「22」から「96」に“ダウン”。2024年には心機一転して外野手一本に絞り、「プロで生き残れるように」と護摩行にも参加して精神面を鍛えた。そして2025年、ついにブレイクの兆し。

シーズン終了後に明かされたのが、春頃に年上の一般女性と結婚していたこと。“食事や生活面を支えてくれた”という姉さん女房のサポートが選手として、いち社会人として、人間としての成長につながったのは間違いない。

 契約更改では3000万円の昇給もあり、ようやく“プロ野球選手としてのスタート地点”に立ちました。村上や清宮、安田とはタイプが違う“走攻守”を備えた選手だけに、努力次第では一番長くプロを続けられる選手かもしれません」

 ホワイトソックスとの契約は2年ながら53億円で、メジャーで実力を証明できればさらなる大型契約も見込める村上。そんな“出世頭”の同級生に負けじと、「ビッグ3」もまずはプロ野球でしっかり稼ぎ、いつかは村上と夢の舞台で再会してほしい。