東洋大学を初の総合優勝へ

 そして第1位に輝いたのは、チームを4度の往路優勝に導いた柏原竜二だ。

 前述のとおり、箱根駅伝最大の難所・5区を圧倒的な走りで魅せたランナーは「山の神」と称されるが、柏原は“2代目・山の神”と呼ばれている。1年生の時に出場した箱根駅伝で5区を走った柏原は、9位でたすきを受け取ったにもかかわらず、前を走る選手を次々と抜き去り、東洋大学を初の総合優勝へと導く快走を見せた。

 その後も4年連続で5区を走り、そのすべてで往路優勝を果たしている。「山の神といえばこの人、といった印象が強い」という声も多数上がっており、伝説の走りは多くの人の心に残っているようだ。

「母校の東洋大学を久し振りに圧巻の一位に導いた選手だから」(神奈川県・61歳女性)

「5区の山登りで区間記録を更新し続けるなど、伝説といってもいいほどの記録を打ち立てたため」(愛媛県・45歳男性)

「山の神という言葉が一番似合った選手」(東京都・57歳男性)

引退後はスポーツ解説者・ナビゲーターとしても活動している柏原竜二(本人のインスタグラムより)
引退後はスポーツ解説者・ナビゲーターとしても活動している柏原竜二(本人のインスタグラムより)
【写真】「箱根駅伝で感動した『名選手』」1位に輝いた”伝説”の近影

 アンケートでは、ほかにも留学生ランナーの先駆けだったジョセフ・オツオリや現在マラソンランナーとして活躍する大迫傑、2度の出場経験がある俳優・和田正人など、それぞれの“箱根駅伝”を象徴するランナーの名前が挙がった。

 毎年、各区間で数多くのドラマが繰り広げられる箱根駅伝。2026年も例年通り1月2日、3日に開催されるが、一体どんなドラマを見せてくれるのだろうか。新たなスター選手の誕生にも期待したい!

全国の15歳以上99歳以下の男女500人を対象に実施した「箱根駅伝で感動した『名選手』」ランキング

1位:柏原竜二 80票
2位:瀬古利彦 39票
3位:神野大地 22票
4位:渡辺康幸 16票
5位:今井正人 12票

ほかにも、ジョセフ・オツオリ、大迫傑、和田正人、佐藤圭太などが得票

※インターネットアンケートサイト「Freeasy」にて12月中旬、全国の男女500人を対象に実施