そこまでのスキルがなくとも、マンションの管理人ならハードルが低い。女性向けマンションの増加によりシニア女性スタッフの需要が高まっており、短時間の労働形態が多いので家事との両立もしやすい。
まずは1か月続けてみる
女性ならではの安心感で住人をサポートする充実感とともに、マンション内の清掃や巡回で自然と身体を動かすので、健康維持にもつながるだろう。では、シニアが仕事をするうえでの注意点は?
「慣れない仕事をはじめると、1~2週間でつらくて辞めたいという方もいらっしゃいますが、1か月もすれば身体が慣れますし、職場の環境や同僚の性格もわかってきます。最初は大変かもしれませんが、まずは1か月続けてみてください。また住み込みの場合は生活環境も変わるので、寮に虫が出やすいとか、近くにスーパーがなく生活が難しいなど“飛び込んでみないとわからない”ということもあるでしょう」
そんな想定外を避けるためにも、直接雇用ではなく派遣雇用の形態がおすすめだという。
「事前に職場環境もわかりますし、働きはじめてからも派遣会社を通して要望を伝えることができるので安心です。現在は働き方の価値観が変わり、同じ職場、同じ仕事を続けるという固定観念はなくなりつつあります。長期は考えていない若者よりも年配の世代を求める企業もあるので、臆することなく新たな仕事を見つけてください」
取材・文/植田沙羅
鈴木将人さん 人材派遣会社グッドマンサービスのリゾート事業部 営業本部長。同社では“リゾートバイト”と呼ばれる、ホテルや旅館、スキー場など各種リゾート施設への人材派遣を行う。また、日本で働きたい外国人専門の求人サービスも展開。











