「娘が成人してから10年ほどたつわけですけれども、その間、いろいろな依頼をされることも多くなってきています。娘の様子や、話を聞いていると、その一つひとつを非常に大事にしながら、一生懸命取り組んでいるということがよくわかり、喜ばしく思っています」
佳子さまの活躍を評価した秋篠宮さま
秋篠宮さまは昨年11月30日で60歳、還暦の誕生日を迎えた。これに先立って東京・元赤坂の赤坂東邸で記者会見が行われ、次女である佳子さまの昨年一年の活躍を、冒頭のように高く評価した。
同じ会見で、昨年9月、成年皇族となった皇位継承順位第2位の長男、悠仁さまへの期待を尋ねられた秋篠宮さまは、「一つひとつを大切に思いながら、丁寧に取り組んでほしいと思っています」と述べているが、このように「一つひとつを非常に大事にしながら、一生懸命取り組む」という姿勢は、皇族が公的な活動と向き合ううえでの一つの理想として、秋篠宮さまの中で位置づけられているようだ。
佳子さまはそれをすでに実行しているのだと、父親は喜び、息子に対して、「姉の仕事のやり方を見習ってほしい」「姉を手本とせよ」と励ましているように思える。
「日本とブラジルの人々がさらに交流をすすめ、これからも大切な友人、アミーゴとして、寄り添い合う未来を思い描いております」
昨年の当連載で紹介したが、日本とブラジルとの外交関係樹立130周年の節目にあたり、佳子さまは昨年6月4日から17日までブラジルを公式訪問した。最大の都市サンパウロや首都ブラジリア、リオデジャネイロなど8都市をめぐり、日系人やブラジルの人たちと交流を深め、行く先々で大歓迎された。
佳子さまは、ブラジリアで連邦議会主催の外交関係樹立130周年の記念式典に出席した後、外務省で行われた記念の昼食会で、前述したように挨拶している。和服姿の佳子さまは、秋篠宮邸のある赤坂御用地でブラジルの国花、イペーが育ち、毎年、花を咲かせていることを紹介しながら、
「日本とブラジルの友好関係も、さまざまな分野で花を咲かせており、新しいつぼみもふくらみつつあるように思います。関係する方々のご努力が実り、たくさんのつぼみが美しく花咲くことを願っております」
とも述べ、ブラジルの人たちの心をつかんだ。
「本大会に参加される皆様には、日頃の練習の成果を存分に発揮され、素晴らしいパフォーマンスを披露してくださることを期待しております。(略)本大会が、きこえない・きこえにくい人ときこえる人が互いの違いを認め、尊重し合い、そして誰もが個性を生かし、力を発揮できるインクルーシブ社会の実現に寄与することを祈念し、開会式に寄せる言葉といたします」
















