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ー 前橋市役所に届いたリアルな声

 1月12日に投開票が行われ、前市長の小川晶氏が再選となった群馬県前橋市長選挙。今回の市長選は、小川氏が部下との“ラブホ密会”が報じられ辞職したことに伴うものだった。

前橋市役所に届いたリアルな声

「発端は昨年9月のことで、部下の既婚男性と10回以上にわたり、ラブホテルで密会していたと報じられました。小川さんは“密会”について認めたものの、男女の関係については一貫して否定。しかしながら、その状況下から小川さんの主張がまかり通るわけもなく、批判の意見が数多く寄せられていました。

 同年11月に小川さんは辞職したものの、再選。小川さんは“出馬自体が逆風だった”としながらも、“市民の真意を問いたかった”と語っていました」(地方紙政治部記者、以下同)

 投開票から一夜明けた13日には自身のXを更新し、《私の全てをかけて向き合うのは、 前橋の皆さま一人ひとりの暮らしです。政治の事情ではありません。数字や立場でもありません。『あなたの暮らしが最優先』 その姿勢を、これからも変えません》と意気込みを語っている。

 既婚者部下との“ラブホ密会”が報じられた前代未聞の市長。まさかの再選に対し、ネット上では、

《前橋市民は一体全体どういうつもりでこの小川氏を推したんでしょうか》
《小川さんが選ばれたことは前橋市民として恥ずかしいです》

 という意見が上がる一方で、

《市民が選んだのだからいいんじゃないですか?》
《前橋市民は期待を込めて再選したのですから、それはそれで市民の考えを尊重すればいいと思います》

 と賛否が分かれている。

「小川さんは前回の任期中に小中学校の給食費を無償化したことなどが評価され、再選を果たしたのでしょう。

 しかし、自身の不祥事がきっかけで行われた選挙には、1億円を超える費用が計上されたとも報じられており、これまでの言動も相まって、不信に思われていることは確かです。期待を込めて投票してくれた市民の方を裏切るようなことは何があっても避けてもらいたいですね」(前出・地方紙社会部記者)

 再選が決まって以降、市役所にはどのような意見が寄せられているのだろうか。

「1月12日、13日の累計が306件(お祝いメッセージや報道機関等の問い合わせも含
みます)で、お祝いのメッセージや再選に納得がいかないなど、様々なご意見をいただいております」

 密会が報じられた当初、市役所には問い合わせが殺到したこともあり、10月10日から11月28日までの間、専用のコールセンターを設置していた前橋市。今後、復活することはあるのだろうか。

「設置する予定はありません」

 14日には初登庁し、対立していた議会側に「しっかりと良い緊張感を持ってそれぞれの仕事を果たしていけたらと思います」と語った小川市長。再選したからには、全力で市民の期待に応えてもらいたい。