誰もが知っている偉人が2位に選出

 4位には25票で医師・野口英世がランクイン。小学生のころ“偉人伝”の本で読んだ人も多いのでは?

世界的な医師・細菌学者でありながら、医師免許取得に必要な資金を放蕩で使い切ってしまったという野口英世
世界的な医師・細菌学者でありながら、医師免許取得に必要な資金を放蕩で使い切ってしまったという野口英世
【結果一覧】大河ドラマで見たい歴史上の人物、1位は「謎多き人物」

「いちばん好きな医学者。金にはだらしないが尊敬する偉人のひとり」(福岡県・男性・67歳)

「細菌やウイルスに悩まされる時代になったから、時代に合っているように思える」(愛知県・女性・56歳)

 といった声が寄せられている。1876(明治9)年に生まれ、医師となり黄熱病の研究に没頭。自らも病に倒れ1928(昭和3)年にアフリカのガーナで客死したことに心打たれた。

「昭和を描いた大河ドラマは『山河燃ゆ』('84年)はじめ、『いのち』('86年)、『いだてん~東京オリムピック噺~』('19年)などありますが、視聴率的には苦戦を強いられたのも事実です。また千円札にもなっていることから野口英世を誰が演じるのか。そのあたりが問題になりそうです」(島さん)

 誰もが知っている偉人だけに、大河ドラマ化するには問題山積みなのかも。

 2位には、28票を集めた2人が並んだ。1人は聖徳太子。彼推しの意見として、

「『日出処の天子』を大河ドラマ化してほしい」(京都府・女性・57歳)

「日出づる国の代表者であり、大国の中国を相手に渡り合った人物の生涯を見てみたい」(石川県・男性・61歳)

 やはり'80年から連載され、漫画史に残る傑作といわれた山岸凉子による漫画『日出処の天子』の影響がかなり色濃く出ているようだ。

幼少期から仏法を学んだり、いろいろな逸話が残っている聖徳太子
幼少期から仏法を学んだり、いろいろな逸話が残っている聖徳太子

「'01年には本木雅弘主演のスペシャルドラマ『聖徳太子』が全2話構成で制作され、話題になりました。あれから四半世紀がたち、歴史的な研究が進み新たな発見もあるはず。いずれ大河ドラマになる可能性は十分にあります」(島さん)

 ちなみに大河ドラマ史上、最も古い時代を題材に取り上げた作品は何か? 正解は'76年に放送され、今は亡き加藤剛さんが平安前期に活躍した平将門を演じた『風と雲と虹と』である。

 もし飛鳥時代の『聖徳太子』が大河ドラマになったら、一万円札の顔にもなった聖徳太子が大河ドラマ史上、最古の主人公になる。