午前4時ごろになると、光一王子はワガママ全開モードに。なぜかトイレにこだわりだす。
「王子は“トイレに行きたいけど、代わりに行ってきてくれる?”なんて冗談を言っていました。何度も“トイレまで一緒に来てくれんの?”って誘ってくるので、照れ屋だからと断ったら“じゃあトイレで待ってるね”って念押しまでされて。私がトイレへ行かないことがわかると“ウソでしょ?”なんて呟きながらやっとひとりでトイレへ向かったんです」
と、その場にいた女性は証言する。一体どんなやりとりがあったのだろうか? 女性たちや店にいた客たちの話をもとにして、光一クンたちのやりとりを再現してみよう。
トイレから戻った光一クンは女性たちに向かって不満タラタラで抗議。
「ちょっとー。絶対来る気ないやん。俺、トイレで待ってたんやけど。待ち損やん」
女性の1人が「燃えさせるだけ燃えさせて……」と茶化すと、王子はわが意を得たりとばかりに追い打ち。
「も~、俺は家に帰ったらどうしたらいいの? 失礼しちゃう。とっても今、俺かわいそうな状況でしょ?」
何がかわいそうなのかよくわからないけど、王子としては満たされない気分がつのるばかりなのだ。夜明けも近い4時半ごろになって、今度は女性の1人がトイレに立つ。王子はすかさず声をかけた。
「1人で行くの? ついていこうか?」
女性が迷っていると、王子がたたみかける。
「紳士的にエスコートしようか?」
すると、もう1人の女性も応援。
「王子にエスコートしてもらえるんだよ! 行っちゃえ、行っちゃえ、マジでうらやましい。ホントいいと思う」
テンションが上がって、ついに2人は店に1つしかない広めの男女兼用トイレへ。残されたジャニーズスタッフと女性1名は、冷静さを取り戻したのか不安げに囁き合ったという。