青木さんは仕事で外出の際、コンビニに行くことが多かった。昼ごはんや飲み物のほか、余分なものも買っていたこの行動をまず封印し、手作りのおにぎりや、水筒を持ち歩く生活に切り替えた。
必要なお金は削らない
「おにぎりの具材や水筒の中身のお茶は自分の好きなこだわりのものにします。そうすると、節約しつつ豊かな気持ちになれるんですよ」
ストレスがたまると衝動買いの欲求にかられる。こちらは抑えられないため、“置き換え”の作戦を実行。
「以前は洋服屋を衝動買いの場としていたのを、JA(農協)や道の駅に置き換えました。野菜であれば単価が安いから衝動買いしても財布は痛まずにすみ、新鮮かつ美味しい食材も手に入る。一石二鳥といえます」
洋服はサブスクを利用したり、娘さんと古着を買いに行いくことが増えたそう。
「洋服のサブスクは1か月3着限定で、何が届くかワクワクする。古着は娘とお店を巡る時間ができ、安い1着を見つけられる。どちらも節約しながら楽しみがあります」
そのほか、ふるさと納税やポイ活にも挑戦。節約とともにおトクを手にしている。
「一方で交際費は削らないし、娘の教育費も削らない。必要なお金ですから。もちろん、ムダな外食などはしませんよ」
節約で浮いたお金は銀行に預けて貯めるだけではない。お金に働いてもらうべく、投資を始めた青木さん。新NISAやiDeCoによる積み立て投資デビューを果たしている。
「証券会社の口座開設に苦労し、口座にアクセスするために必要なパスワードの管理も大変でした。そうした問題を友人の助けを借りてクリアした後は、コツコツと積み立てていくのみ。少しずつ資産が増えていくのを見るのが楽しみでしたね」
結果、2年弱でトータルの貯蓄額が200万円に到達! 貯められる女へ踏み出すことができたのだ。
「一気に稼いだお金より、コツコツと貯めたお金には、私に浪費を躊躇させる力があります。自力・継続の大切さを改めて痛感しました」
そしてもうひとつ気づかされたことがあるという。
「貯めることに興味がわいてから、いろんな人とお金の話を突っ込んでするようになったんです。すると、“全然貯めてないよ”と口にしていた多くの人が自分より先に投資をやっていたりして。貯めてないという言葉を信じてぬるま湯につかっていたらまずい。私には夫もおらず、頼れるのは自分だけということをまざまざと考えて生活するようになりました」











