p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; text-align: justify; font: 10.5px Helvetica} 温かく受け入れてくれた彼の家族たち
過去の恋愛では傷つくことを恐れ、相手と真剣に向き合うことから逃げていたという深海さん。パートナーと本音で語れるようになったのは、セラピーを受けたことの効果も大きいと話す。
「日本ではセラピーって重く捉えられがちだけど、海外ではカジュアルでごくごく普通のこと。今通っているセラピーの先生は私の話をひたすら聞いて、そのときにどう思ったのか?を掘り下げて思いを引き出してくれるので、自分の感情や新しい視点に気づけて、とてもスッキリするんです。
幼いころから嫌なことや感情に蓋をする癖がついていたけど、セラピーはその蓋を一つひとつ開けていくような感覚。おかげで本当の自分を徐々に受け入れられるようになった気がします。
以前は悩んだときは占いにかなりお金をつぎ込んでいました。でも、セラピーは背中を押してくれるだけでなく、自己理解も深まるので、悩んだときの選択肢のひとつとして私に合っていました」
日本では察することが美徳とされ、本音を口にしない人も多いが、本音を話してこそ深い関係を築けるのではないかと深海さんは言う。
「自分の思いをのみ込んで相手を思いやる日本の文化はすごく優しくて素敵だけど、結局カップルだって夫婦だって他人だから、言葉にしなくちゃ伝わらないことも多いじゃないですか。『こういうことをしてほしい』とか『してほしくない』を相手に素直に伝えられれば、関係もより深まるはずです。
それは日常生活だけでなく、夜の営みに関しても同じ。性のことについて話すのはふしだらで恥ずかしいことと思う人は多いけど、そういう話し合いができればセックスレスにもなりにくいと思うんです」
LGBTQ+への理解が広まっているとはいえ、パートナーの家族は同性婚をどのように受け止めたのだろうか。
「アイリッシュ系のお母さんもユダヤ系のお父さんの家族たち(お父さんは故人)も、温かく迎えてくれました。彼のファミリーは兄弟も親戚も大勢いて、とても仲良しなんです。大切な日にはファミリーみんなで食卓を囲んで盛り上がる……家族が広海ちゃんしかいない私にとって、その光景はまるで映画の世界だったし、彼の愛情深さはこのご家族からきているんだと納得しました。
でも今は、結婚式の参列バランスがおかしなことになっちゃうのが悩み(笑)。彼は世界中から親戚が集まるけど、私の親族は広海ちゃんだけだから」











