冬季五輪“名場面”をプレイバック パート1

1992年アルベールビル 銀メダル 伊藤みどり

女子初のトリプルアクセルを五輪でも披露!

 小学5年生で全日本選手権3位に入り「天才少女」と呼ばれた伊藤。'88年に女子で世界初のトリプルアクセルを跳び、アルベールビルでは五輪で初めて成功させた。期待された金メダルには届かなかったが堂々の銀。記者会見では真っ先に「すみません」と口にしたが、女子シングルにジャンプの魅力を持ち込んだ功績は大きい。

1992年アルベールビル・伊藤みどり(フィギュアスケート) 写真/アフロ
1992年アルベールビル・伊藤みどり(フィギュアスケート) 写真/アフロ
【写真】羽生結弦に浅田真央、日の丸飛行隊…冬季五輪の“名場面”集

1992年アルベールビル 金メダル 荻原健司

“キング・オブ・スキー”と呼ばれた男

 前半のスキージャンプで大差をつけて、後半のクロスカントリーを逃げ切る。必勝スタイルでワールドカップ個人総合3連覇を果たした荻原。五輪では河野孝典、三ヶ田礼一と団体戦で金メダル。'94年リレハンメルも連覇した。アンカーで日の丸を振っての鮮烈なゴールシーンは複合競技を世に知らしめた。現在は長野市長。

左から三ヶ田、荻原、河野 写真/アフロ
左から三ヶ田、荻原、河野 写真/アフロ

1998年長野 金メダル 日の丸飛行隊

原田男泣き「みんなで力あわせて金メダル取った」

 個人ラージヒルで金と銅に輝いた船木和喜と原田雅彦。中でも原田の大ジャンプはアナウンサーの「立て、立て、立ってくれー」という名実況を生んだ。迎えた団体戦、1本目で4位と出遅れた日本チーム。猛吹雪で中断後の2本目、岡部と原田が137mの大ジャンプで首位に。最後に飛んだ船木に、メンバー3人が抱き着いて喜びを分かち合った。

雪の上で抱き合う男たち。「フナキ~」と祈るような原田の応援も忘れられない 写真/アフロ
雪の上で抱き合う男たち。「フナキ~」と祈るような原田の応援も忘れられない 写真/アフロ