日本社会の現状に、「遅れてる! 海外ではありえない!」なんて目くじらを立てている人もいますが……。いえいえ、他の国の皆さんも基本は一緒! そんな、「衝撃」「笑える」「トホホ」がキーワードの世界の下世話なニュースを、Xで圧倒的な人気を誇る「May_Roma」(めいろま)こと谷本真由美さんに紹介していただきます。いずれは日本も? イギリスの大学が現在インド人留学生だらけの理由とはーー。
表向きは「留学」でも「実質的な移民」
少子化が止まらない日本では、学生を集められなくなった多くの私立大学が経営難に陥っているとのこと。イギリスでも、すでに経営が深刻な状況に直面している大学が少なくなく、教員の大幅解雇も始まっているほどです。
イギリスの大学は学生を集めるために留学生─特に中国からの留学生に頼っていたところがあったのですが、ここ最近は中国経済が悪化したことで鈍化。代わりに、それまで2位だったインド人留学生が逆転し、現在、大学によっては留学生の多くがインド人というケースも珍しくありません。
英統計機関HESAの分析では、インドからの留学生数は、2019年の約3万6000人から2023年には約13万6000人へと約274%増加し、非EU留学生の「最大の送り出し国」となっているほど。つまり、イギリスの大学は、その多くがインドからの留学生によって支えられてきたのです。
もちろん、真剣に学業に励もうという志が高い人もいます。しかし、一方ではインド人留学生がコース終了後に亡命申請をするケースも増加し、「合法ルートを使ったビザ乱用」への懸念も表面化しています。
また、インドの旅行代理店が、イギリスを含む各国向けビザ申請用に偽の出入国スタンプや書類を作成していたとして捜査対象になったケースもあります。インドのエージェントや犯罪ネットワークが、偽の残高証明や偽造書類などを用意して家族ごと学生・扶養家族ビザでイギリスに渡航させている事例も散見され、表向きは「留学」としながら、裏では「実質的な移民」としてイギリスに入国するケースが後を絶たないんですね。
この事態を重く見たイギリス政府は、「学生ビザ=移民ルート化」を防ぐために、同伴家族の大幅制限とポス卒ビザ(Graduate Route)の見直し・短縮、エージェント規制強化など、明確な引き締め策を進めています。その結果、中国、インドに頼っていた私立大学にしわ寄せが及んでいるというわけです。
これは、対岸の火事ではありませんよ。日本の大学もすでに留学生に頼っているところが少なくないですし、行き先を制限されたインドは、日本にフォーカスを当てています。ヒンドゥー語で「ビザ 日本 取得」などと検索すると、その方法を紹介した動画などが山のようにヒットするほど。
2025年8月、「今後5年間でインドから日本へ5万人の熟練・準熟練人材を受け入れる」ことを含む『日印人材交流・協力アクションプラン』が正式に署名・発表されました。
高僧たちが仏教の聖地・天竺を目指していた時代ははるか昔。今は、インド人が日本を目指してやってくる時代になっているのです。
















