後悔しないための「移住ステップ」
移住を考えたとき、どのようなステップを踏めばいいのか。まずは家族やパートナーと話し合い、理想の暮らしに必要な条件をリストアップ。優先順位をつけ、上位の条件に合致しそうな移住先を絞り込む。
「候補地には実際に足を運んでみることをオススメします。多くの自治体が実施する『移住体験ツアー』や『お試し住宅』などを利用し、地域の人の話を聞き、現地での生活を体験しましょう。暑さや寒さを体感してみるのも大切です」
あとは、移住先での仕事や住まいに見当をつけておけば準備完了。いざ移住生活がスタートするという流れだ。
シニアの移住で懸念される仕事探し。大きくは自治体の就職支援窓口や、ハローワークのインターネットサービスを利用して地方の仕事を探す方法がある。
「『地域おこし協力隊』の制度を利用するのもひとつの選択肢です。都市から地方へ移住して、1年から3年程度、報酬を得ながら地域貢献活動に従事するもの。
総務省が推進して活動内容はさまざまですし、制度自体に年齢制限はありません。また、任期終了後には約7割の人がその地域で定住しています」
住まいの問題は都市部では困ることは少ないが、地方の場所によっては確保が難しいケースも。
「その場合には自治体が運営する『空き家バンク』がおすすめ。空き家バンクとは自治体のホームページなどに空き家情報を掲載し、持ち主と移住希望者をマッチングするサービスです。物件の賃貸や購入が可能で、比較的格安な費用で済むものもあります」
そのほか、東京圏から地方へ移住する場合、最大100万円の移住支援金をもらえる。国と自治体の制度でシニアも対象とされるが、各種条件にあてはまらなければならないのでチェックが必要だ。

















