目次
Page 1
ー “番外編”を挟む制作側の事情

 フジテレビ系で放送中のアニメ『ONE PIECE』のヒロインたちを描いた『ONE PIECE HEROINES』が、今年7月から放送される。大人気作品のはずだが、ネット上には早くもネガティブな声が飛び交っていて……。

“番外編”を挟む制作側の事情

 原作は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名漫画で、1997年から現在まで続いている。アニメは1999年からスタートし、放送枠を変更しながら放送中だ。

「原作のコミックスは現在113巻まで発売されており、全世界の累計発行部数は5億冊以上を突破しています。アニメも劇場版がヒットするなど、日本を代表する人気作です。しかし、物語が長期化しているため、ネット上には“もう飽きた”“途中で見るのやめちゃった”という声も。“どうやって終わるのか気になるから惰性で読んでる”といった、悲しい理由で読み続けている人も少なくないようです」(漫画雑誌編集者)

 そんな中で発表された、『ONE PIECE magazine』(集英社)で連載された小説シリーズ『ONE PIECE HEROINES』のアニメ化。今年7月から、午後11時15分にフジテレビ系で放送される。

「タイトル通り『ONE PIECE』に登場するヒロインたちが主役の作品です。アニメではまず、メインキャラクターの1人であるナミが登場する『episode : NAMI』が放送されるとのこと。ヒロインたちの“自分らしさ”を描き、アニメオリジナル要素も入れながらストーリーが展開されていくとか」(アニメライター)

今年7月から放送される、『ONEPIECE』のヒロインたちを描いたアニメ『ONEPIECEHEROINES』(公式サイトより)
今年7月から放送される、『ONEPIECE』のヒロインたちを描いたアニメ『ONEPIECEHEROINES』(公式サイトより)

 キャラクターを深掘りしていく内容になりそうだが、本編には直接関係しないため、ネット上では「これって誰をターゲットにしたアニメなんだろう?」「もうONE PIECEなのかすらわからない。やる意味ある?」「惰性で続けるならアニメやめればいいのに。全然期待できない」「こういうサイドストーリーって原作終わってからでもいいんじゃない? なんで今やるんだろう」「本編すらグダグダでつまらないのに……まずは本編をいい形で終わらせたほうがいいのでは」など、微妙な反応が上がっている。

 いわゆる“番外編”のようなストーリーを挟むのは、制作側の事情もありそうだ。

「『ONE PIECE』のアニメは近年、特にクオリティーの高さが求められています。2024年10月から2025年3月まで、さらなるクオリティー向上のため“充電期間”を設けたことも。この期間中は、通常回を再編集した内容が放送されていました。たびたび本編から“脱線”することがあるので、ファンからしたら“やめればいいのに”と思ってしまうのでしょう」(前出・アニメライター)

 大人気作のはずが、長期化することでファン離れが起きている様子。『ONE PIECE HEROINES』は、惰性で続けていると思われない仕上がりだといいのだが……。