10皿もテイクアウト!

 もちろんボルシチもおかわりして、現在は6種類ほどというメニューだが、すべてを口にして、力士らしい豪快な食べっぷりを見せたという。

「お料理はどれもすごく喜んでくれて“うまッ!スマチノ(ウクライナ語でおいしい)”を連発してくれて、私たちも嬉しくなりました」

 店は終始、和やかな雰囲気に。会話内容も、相撲の話題よりも故郷に関する話が中心だったそう。

「ウクライナで何をしていたかとか、出身地のことだったり、いろんな話をしました。ウクライナ人とお話しするのが嬉しそうでしたね」

安青錦が愛するウクライナ料理店『DOMIVKA(ドミウカ)』のトロベンカ
安青錦が愛するウクライナ料理店『DOMIVKA(ドミウカ)』のトロベンカ
【写真】10皿もテイクアウト! 安青錦の大好物『トロベンカ』

 とはいえ、日本語での受け答えも非常に自然だったといい、

「来日して3年で、あそこまで日本語を話せるのは本当にすごいと思いました。今も、ちゃんと勉強してるみたいですし、ウクライナ語で喋ってても、たまに日本語で返答したりもして」

 プレオープン日の2月13日を大満喫した安青錦は、お店がそうとう気に入ったらしく、3日後の16日にはテイクアウトの注文を入れたそう。

「安治川部屋の人がやって来てくれて、トロベンカを10皿、頼まれてお持ち帰りしました。“今、まだ10キロ足りない”と言っていたので、体重の増量を頑張っているんだと思います」

 早くも安青錦の身体作りと心の支えになっているウクライナ料理店。故郷の味で身も心も満たして綱取りにまっしぐらだ。