市川市動植物園のサル山には現在、56頭のサルが暮らしている。同じ子ザルからいたずらされたり、ほかの母親に無視されても、たくましく仲良くしようとチャレンジしているように見える。
「けっこう社交的で、メンタル強めの性格だと思います。いまは徐々に仲間との生活にも慣れて、みんなと打ち解けている途中。今いちばん仲のいいのはモエちゃんというメスザル。もう一匹仲のいいサルもいるのですが、その子の名前と個体を特定しているところです」
人気飼育員さんが家で飼っているもの
ニホンザルは0から1歳までが「アカンボウ期」、1〜4歳が「コドモ期」、4〜5歳以降がいわゆる成人といわれており、1歳を超えたら徐々に母親離れを始める。いつかは“ぬいぐるみの母”を必要としない日がやってくる。そして、サル山の仲間の一員になる日を動植物園の職員、SNSで応援している人は待っている。しかし、心配は尽きない。
「どうしても群れに馴染めない、最悪の事態も想定しておく必要はあります。そうなると仲間から危害を受けたりする場合もあるので、パンチだけを隔離するなども考えねばなりません。でも、パンチのたくましさがそれを跳ね返してくれることを願っています。パンチは大丈夫」
最後に、パンチくんに負けないくらい、SNSのコメントで話題になっている鹿野さんの情報を少しだけご紹介。
「いまは入園3年で、4月から4年目。小さい頃から動物園が好きでそのまま飼育員の職業につきました。市川市動植物園が初勤務地になります。趣味は、ほかの動物園、水族館巡り。休みの日は近郊の施設を見て回ったりしています。家ではモルモットを飼っています」
根っからの動物好きの鹿野さん。パンチくんへのメッセージは、「一生懸命頑張っているので、いまのまま育ってほしい」とのことだ。

















