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ー 落選後に謝罪動画をアップ

 

 中道改革連合に所属する83歳の“超ベテラン政治家”の政治活動継続が波紋を呼んでいる。

落選後に謝罪動画をアップ

 注目を集めているのが、2月8日に投開票が行われた衆議院選挙で落選した小沢一郎氏だ。

「小沢さんはこれまでに当選歴19回を重ねており、今回は2019年に亡くなった元首相の中曽根康弘さんに並ぶ戦後最多となる20回目の当選を目指していました。もともと小沢さんは2021年10月31日に投開票が行われた第49回衆院選で初の小選挙区落選を経験。比例代表で復活当選を果たすも、求心力低下が取りざたされていました」(スポーツ紙記者、以下同)

 小沢氏は落選後の2月15日にX上に謝罪動画をアップ。《本当に私の不徳の致すところであり、応援してくださった皆様に、地元の皆さんはもとより、全国の皆さんに心からお詫びを申し上げる次第でございます》と反省の弁を述べるも、政治活動の引退について具体的な言及はなかった。

「2月24日には自らが率いる政治グループ『一清会』が国会内で開いた会合で、会としての活動継続を明言。これは、この先の政界復帰へ含みを持たせた動きとも取れます」

 ただ、ネット上では83歳という小沢氏の現在の年齢をふまえた現実的なツッコミも聞かれる。

《今83歳、4年近く衆議院選挙はないであろう事を考えると、次の選挙の時には87歳、その任期が満了する時には90歳を超えている》
《自民党がこれだけ圧勝したら衆議院解散する理由がないので次回の衆院選は2030年。小沢一郎さんとか落選しちゃったから次回は87歳》

 こうした声が聞かれる理由を政治ジャーナリストが指摘する。

「次の国政選挙は2年後の2028年に予定されている参議院議員選挙です。こちらに衆議院から鞍替え出馬をするとしても小沢さんは85歳です。衆議院の場合、今回の選挙で自民党は大勝を果たしていますので、すぐに解散とはならないでしょう。いずれの選挙に出るにしても高齢での出馬となります」

 小沢氏は政権交代の“キーマン”として知られる存在だ。

「1993年に非自民・非共産の野党が結集して細川護熙内閣が成立し、自民党が下野しましたが、この動きを取り仕切ったのが自民党を離党し、新生党を立ち上げた小沢さんでした。さらに2009年の自民党から民主党への政権交代でも、民主党の選挙担当の代表代行を務め、のちに党幹事長に就任しています」

 小沢氏が悲願に掲げる“三度目の政権交代”、そして“国政復帰”は実現するのか。引き続き注目したい。