目次
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ー レイヤードテクで春のおしゃれを更新!
Page 2
ー 「ロンTレイヤード」コーデの基本
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ー ロンTレイヤードテクQ&A

 

 1枚でも重ねても着られるロングTシャツ(以下、ロンT)は、季節の変わり目にも便利なアイテム。でもそのまま着るだけでは、ただの部屋着に見えがちなのが難点……。

ポイントは重ね方。工夫しだいで外出着としても通用する、今っぽい大人の着こなしが完成します」とアドバイスするのは、人気スタイリストの大沢早苗さん。

 ロンTを、春の主役に引き上げるヒントをご紹介します。

レイヤードテクで春のおしゃれを更新!

春本番。分厚いコートを脱いだら、ロンTを使った『重ね着』を楽しみませんか

 そう提案するのは、人気スタイリストの大沢早苗さん。

薄手のニットやスウェットは、1枚だとどうしても平凡な印象になりがち。でも、内側にロンTを重ねて、首元や袖、裾からチラッとのぞかせれば、着こなしにメリハリと奥行きが出て、格段におしゃれ度がアップします」(大沢さん、以下同)

白Tに猫のイラスト入りニットを重ね、大人のリラックスムード漂う石田ゆり子さん(56歳、本人Instagramより)
白Tに猫のイラスト入りニットを重ね、大人のリラックスムード漂う石田ゆり子さん(56歳、本人Instagramより)

“こなれ感”を出すポイントは、チラ見せのさじ加減とのこと。

襟や裾は、出しすぎるとカジュアル色が強くなり、だらしなく見えてしまうことも。折り返し幅の1cm前後が、最も洗練されて見えるベストバランスです。ただ、裾がラウンドしているものや、スリット入りは見せることを前提に作られており、長めに出しても決まるので、うまく活用しましょう」

 では、大人世代が選ぶべきサイズ感は?

中高年世代は、身体のラインを拾うピタピタサイズや、太って見えがちな極端なオーバーサイズは避けるのが無難。Tシャツの中に手のひらが入るくらいの『程よいゆとり』があると、肉感を拾わずスッキリきれいに見えます

 色は、どんな色とも合わせやすい「白」がイチ押しなのだそう。

「白を少しのぞかせるだけで、レフ板効果で顔周りがパッと明るくなります。さらに、赤や緑といった『1枚で着るには派手かも?』と抵抗を感じるトップスも、白を挟むことで色の強さが和らぎ、驚くほど肌になじみやすくなります

 色違いのロンTを使い分ける上級テクニックも教えてくれました。

白をベースに、トレンドカラーを2色そろえると便利。インナーとアウターの組み合わせを変えるだけで、6通りもの着こなしが楽しめます。今春なら、中間色のモカ(ブラウン)やブルー、チャレンジ色の赤やイエローがオススメ。流行のオールホワイトコーデに、鮮やかなブルーのロンTをチラリと効かせるのも素敵です」

 ミドル世代がおしゃれに着こなすには、小物使いにも工夫を。

Tシャツ素材はカジュアルな印象が強いので、大ぶりのアクセサリーを合わせたり、重ねづけをしたりして華やかさをプラスするのを忘れずに。このひと手間で、部屋着感を払拭できます

 手持ちの服を生かしながら、旬の表情に変えてくれるロンTの重ね着。白をベースに数色そろえるだけで、コーディネートの幅がグッと豊かになります。新しい重ね着スタイルで、自分らしい春の装いを楽しんでみましょ!