元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が3月3日、自身のXを更新。中道改革連合の泉健太衆院議員を「センスがない」と一蹴したことが、SNS上で物議を醸している。
評価された泉氏の“脱・与党批判”
事の発端は、高市早苗首相が2月8日に行われた衆院選での自民党当選議員全員に“当選祝い”として数万円相当のカタログギフトを配っていた問題だ。
「高市首相は『政党交付金は使っていない』『奈良県第二選挙区支部として寄付した』と釈明していますが、野党やメディアからは政治資金の使途として不適切ではないかと追及されました」(全国紙政治部記者、以下同)
この問題に対し、中道改革連合の泉氏は2月25日、「アホいうたらあかんよ」と投稿。「中道は国会で政策質疑を優先する」と宣言し、スキャンダル追及に時間を割くべきではないとの持論を展開した。この“脱・与党批判”のスタンスは、一部の国民から「建設的な野党だ」と支持を集めていた。
しかし、2月27日に同党の小川淳也代表が衆院予算委員会に立った際のNHKの報道が、火種となった。
「小川代表は約40分の国会質疑のうち、高市首相のカタログギフト問題には終盤の4分ほどしか触れませんでした。ところがNHKのニュースでは、その数分の場面だけが切り取られて報じられた。これに泉氏が『NHKのセンスにびっくりする』『顎が外れた』とYouTubeでNHKの報道姿勢に疑問を呈したのです」
このニュースを受け、橋下氏が放ったのが冒頭の投稿だ。
《違うね。泉氏の方がセンスがない。国民はこういうところを正してから天下国家の政治の話をしろという感覚》
橋下氏は、国民はカタログギフト問題を矮小化せず、しっかりと取り上げてほしいと考えていると主張。政策論議の前に、まずは身内のバラマキという“特権意識”を正すべきだと説いた。
だが、この橋下氏の主張に、彼のアカウントのコメント欄は大荒れとなった。
《カタログギフト問題は国会外か、国会で何も議題がない時にやるべき事。泉さんの方が正しい》
《なんでこんな感じになっちゃったんだろう橋下。いつからか全く芯を食わない事ばっかり言っている》
《泉がまともで評価されているから、妬んでしまったの図にしか見えない》
といった、橋下氏の論点に疑問を示す声が集まっている。
国会内では、イラン情勢の緊迫化もあり沈静化を見せつつあるカタログギフト問題。だが、橋下氏の中では依然として、政治家の資質を問う“ホットニュース”であり続けているようだ。






















