大谷の“前言”をあっさり撤回するように「投げない」と明言。しかも「彼自身の決断だし、とてもいい決断だと思っている」と、大谷自身が決めたことと発信したのだ。このロバーツ発言は当然、WBCで日本対戦する各国で大々的に伝えられた。
WBCでも“投げられる機会があれば投げたい”のが、大谷の本心だったのだろう。また「登板する可能性」を残していれば、日本のデータ分析する対戦国への牽制にもなる。そんな情報戦をも意識した上での発言だったとも考えられる。
発言がメディアで広まるのも承知
それを所属チームの監督とはいえ、早々に「投げない」とバラされてしまったのだからバツが悪い。ただMLB事情に詳しいスポーツライターによると、これがロバーツ監督の“通常運転”なのだとか。
「決して本人に悪気はなく嘘がつけない、また記者に対してサービス精神旺盛なロバーツ監督。大谷の登板機会も、今回の山本のイニング数についても単に質問されたから、シーズン中と同様に“実のところ”を素直に話したのだと思います。
ただ一方で策士と見る向きもあり、自身の発言がメディアを通して広く伝えられるのも承知で、“大谷をマウンドに上げるな”“山本にイニング数を投げさせるな”といった日本、井端監督に向けた釘刺しとも受け取れますが……」
どうやら2人のWBC出場が許可されただけでも、侍ジャパンにとっては御の字ということか。

















