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ー ドア横を死守する“狛犬”を不快に感じる人は多い

 高速バスや新幹線の自由席で隣の席に人を座らせない「相席ブロック」が、社会問題になっている。そんな中、春に急増する「狛犬」行為が話題になっている。

 新年度が始まる春は、これまで電車をあまり利用してこなかった上京組や新社会人など不慣れな人が、混雑しているにも関わらず扉付近から動かないケースが散見される。

ドア横を死守する“狛犬”を不快に感じる人は多い

 この行為が神社の狛犬のようであることから、ドア横を死守する人たちのことを“狛犬”、その場所を“狛犬ポジション”と揶揄されていると、3月10日にネットメディア『乗り物ニュース』が『満員電車の「ドア横死守するマン」なぜ中ほどまで詰めない? 乗降の邪魔になる「狛犬」 鉄道会社も苦心』という記事で伝えている。

 一般社団法人日本民営鉄道協会が昨年12月に発表した『2025年度 駅と電車内の迷惑行為ランキング』では、昨年のアンケートから新たに項目として設けた「扉付近での滞留」が27.6%を獲得し4位にランクイン。“狛犬”行為を不快に感じている人が多いことが浮き彫りになった。

 SNSでも、

《この狛犬をやっている人は悪いことをやっているっていう認識が全くないんだよね。前にXでトラブルになってびっくりしちゃった》

 と苦言が上がる一方、

《中まで行くと降りられなくなる恐れがある》

 と、目的の駅で降車できない不安から扉付近を死守したいという声も。

新たに項目を設けていきなり迷惑行為の4位に入るということは、それだけ不快に感じている人が多い証拠。ただ上京組などは知らず知らず“狛犬”行為をしてしまっていることもあると思うので、よほど悪質なケースでない限りは温かい目で見守ってほしいですね」(トラベルライター)

 同ランキングの3位は30.2%の「騒々しい会話・はしゃぎまわり」。2位は31.9%の「座席の座り方(詰めない・足を伸ばす等)」。1位は34.7%の「周囲に配慮せず咳やくしゃみをする」という結果だった。

 SNSでは鉄道を巡るマナーや迷惑行為がたびたび炎上しているだけに、周囲に配慮して利用したいものだ。