横綱・豊昇龍の身体を叩く観客

横綱・豊昇龍の身体を観客が「バシバシ」と叩く様子(Xより)
横綱・豊昇龍の身体を観客が「バシバシ」と叩く様子(Xより)
【写真】「これはひどい」花道を引き上げる横綱・豊昇龍の身体を叩く観客

 6日目、平戸海(25=境川部屋)に快勝して花道を引き揚げる横綱・豊昇龍の身体を、観客が「バシバシ」と叩く場面がカメラに捉えられた。日本相撲協会は公式サイトで「力士や審判には触れないでください」と明記しており、明確なルール違反だ。

 係員がすぐさま制止に入ったが、ファンからは《係員もいる意味がない。触った後に手でガードしても遅い》《怒られたら逆ギレしてるの頭おかしいだろこのおっさん》《力士にヤジったりタニマチ気取りでおるオッサンで有名》と呆れる声が上がった。

 22日の千秋楽でも問題は起きた。霧島の優勝インタビュー中、温かい拍手と歓声に包まれる中で、突如「場違いなヤジ」が館内に響き渡り、一瞬会場が静まり返る事態に。

「細かいマナー違反は挙げたらキリがありませんが、今場所・大阪場所でのヤジの多さやマナー違反が特に目立ったようで、善良なファンからは『もう大阪場所には行きたくない』などの声もあがっているほどです。厳しく取り締まると客離れも懸念されますが、昨今の相撲人気を顧みても力士と善良なファンのためにも本腰を入れて改善すべき課題だと感じます」(前出・相撲ライター)

 日本相撲協会はこれまでYouTubeでの発信や、会場でリーフレットなどを配布し注意喚起を行なっているが浸透していないのが実情。力士の汗と涙に報いるのは、ファンの節度ある行動に他ならない─。