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ー 炎上投稿に早稲田大学は

《ほらサナエ。今すぐイランへ飛んで、床に額なすりつけて、これまでの非礼を詫びて、日本のタンカーを通すようお願いしろ》

 3月21日、高市早苗首相が日米首脳会談を終えた直後、X(旧ツイッター)上にこの書き込みをしたのは有馬哲夫という人物。イラン情勢と日本のタンカー航行について報じられた記事を引用した投稿だった。

炎上投稿に早稲田大学は

 有馬氏のアカウントには自己紹介文として《早稲田大学名誉教授、公文書研究、現代史研究、メディア研究》といった文言が並ぶ。

「メディア史やプロパガンダ研究を専門とする学者で、早稲田大学の教授を長年務めた後、名誉教授となった人物です。テレビや言論の場でも発信してきた論客で、著書も多い。ただ、発言はストレートで、挑発的とも取られる表現を使うことが多々あるようです」(大手通信社記者)

 今回の投稿は、その強烈な言い回しが注目されて一気に拡散。X上では批判の声が相次ぐ事態となっている。「コレが学者の書く事か? 本当情けない。吐き気さえ催すレベル」「国の首相にあまりにも失礼な言動。根底には男尊女卑、女性蔑視が透けて見える」「低俗かつ品性のカケラもない発言」といった厳しい指摘が並ぶ。

過激な言葉で高市早苗首相を批判した有馬哲夫氏(Xより)
過激な言葉で高市早苗首相を批判した有馬哲夫氏(Xより)

 そして炎上を加速させているのが《早稲田大学名誉教授》という肩書きだ。X上では、「早稲田大学へ意見申し上げておきました。SNSだからといって、早稲田の名誉教授ともあろう人の発言とは思えません」といった投稿も散見されており、さらには「これを個人の発言で済ませていいのか」とまで追及する声が噴出。

 こうした状況について、週刊女性PRIMEが早稲田大学に問い合わせたところ、広報室は次のように回答した。

「本学の名誉教授である有馬哲夫氏は現在、本学の教職員ではなく、教育・研究等の業務にも従事しておりません。また、当該SNS上の一連の発言は同氏個人の見解によるものであり、本学の見解や方針を示すものではありません。同時に発言内容について本学は論評する立場にはございません」

 と、大学側はあくまで“個人の見解”として距離を置いた形となった。

 Xを筆頭にSNSで注目されて炎上する“個人的な発言”だが、その“肩書き”が火に油を注ぐことになるのは今に始まったことではない。SNSでの自由と責任の境界線は常に問われている。