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ー 「まずメジャーリーガーを増やさないと」

 

 ワールド・ベースボール・クラシック2026(WBC)で、連覇を狙っていた野球日本代表「侍ジャパン」。結果はベスト8で敗れ、6大会連続のベスト4入りも逃した。残念な結果で終わった日本代表に対して、あるメジャーリーガーが日本代表に“提言”を行ったが、ネット上では賛否両論が飛び交っている。

「まずメジャーリーガーを増やさないと」

 3月24日(日本時間25日)、ドジャース対エンゼルスの試合が行われた。その試合前に、エンゼルス・菊池雄星が取材に応じる形でWBCについて語った。

「菊池選手は『WBCで勝つために何が必要か』との話題で、メジャーリーグで今期から導入される自動ストライク・ボール判定システム(ABS)について“WBCで勝つことを考えたら(日本野球でも)取り入れるべき”とコメント。一方、“もっとほかにやらなきゃいけないことは、いっぱいありますけど”としたうえで、“まずメジャーリーガーを増やさないと(いけない)”と提言しました」(スポーツ紙記者)

 メジャーリーガーを増やすために、菊池は「メジャーに早く来れるシステムを作る」ことの必要性を主張。「たくさんの選手がこっち(メジャー)でプレーして、レベルの高い中でのプレーするっていうことが必要だと思います」と説明した。

「あくまでも『WBCで勝つためにどうするか?』という質問に答える形であって、日本プロ野球を蔑ろにしているわけではない、といった趣旨の補足も入れていました。とはいえ、菊池選手の発言には、野球ファンからさまざまな意見が寄せられることに。“優勝を狙うならメジャーのルールや環境への早期対応は不可欠だろうな”“菊池投手の言う通り、個々のレベルアップにはメジャー挑戦が近道かも”などと共感する声もありますが、大多数は菊池選手の主張に異を唱えるものです」(前出・スポーツ紙記者)

菊池雄星
菊池雄星

 ネット上には、「誰にでもメジャーに行く権利はあるが、簡単にメジャーに行けるようなシステムを作ったら日本のプロ野球が衰退してしまう。全体的にレベルが下がるだけでは?」「メジャーリーガーが多くいたら勝てるって、そんな単純なものではない。チームとしてうまく機能するかが一番のポイントで、今回の侍ジャパンはそれが弱かったと思う」「正直、メジャーに行っても活躍してない日本人選手っていっぱいいるよね。メジャーに行くことが目的になっても意味がないでしょ」など、野球ファンから厳しいコメントが多数投稿されている。

「今年の侍ジャパンメンバーは、29人中8人がメジャーで活躍する選手です。この人数は、過去最多。開幕前は『連覇を目指す最強クラスの陣容』などと言われていたものの、終わってみれば過去最低の結果となってしまいました。こうした事実からも、『メジャーリーガーを増やせば勝てる』という菊池選手の主張に疑問の声が続出しているのでしょう」(スポーツ誌ライター)

 次回のWBCでは、メジャー選手が何名召集されるのだろうか――。