4月9日、木南晴夏が主演を務める新ドラマ『今夜、秘密のキッチンで』(フジテレビ系)の第1話が放送され、SNSでは、夫のモラハラぶりが物議を醸している。※以下、ネタバレを含みます。ご了承のうえお読みください。
「家政婦扱い」に「義母との比較」
本作は、木南演じる主人公・あゆみと、レストラン経営者の夫・渉(中村俊介)との夫婦生活がストーリーの軸になるのだが、第1話から描かれた夫の言動は、視聴者の予想を遥かに超えるものだった。
「中村さん演じる夫・渉のモラハラぶりが、初回から度を越しています。『専業主婦なんだから家事は完璧にやってくれよ』と言い放ち、トイレの窓枠や洗面台の鏡の掃除まで細かく指示。妻をパートナーではなく、完全に家政婦扱いしている状態です」(テレビ誌ライター、以下同)
さらに視聴者を絶句させたのが、料理を少し失敗したあゆみへの追い打ちだ。「俺は神経をすり減らして帰ってくるんだ。だから家では最大の安らぎを求めてる。母さんの手料理みたいにね」と、最悪の比較対象である“義母”を持ち出して説教。
これにはSNSでも、《夫がモラハラすぎる。即離婚すべし》《ねぇ、木南晴夏さん、なんでこの旦那と結婚したの…?》と、妻を不憫に思う声が殺到した。
また、SNS上で特に目立ったのが、《せめて勝男みたいに可愛げがあればいいけど》《勝男のほうが100倍まし》といった意見だ。
「勝男というのは、2025年10月期に放送されて人気を博したTBS系のドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の主人公です。竹内涼真さんが演じた勝男も、無神経な言動で妻を怒らせるキャラクターで、料理に関する“細かすぎる指摘”がオーバーラップした視聴者が多かったようです」
たとえば、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(通称『じゃあつく』)の勝男は料理の献立を見て、「味は美味しいけど全体的に色が茶色すぎるね」などと指摘してたが、『今夜、秘密のキッチンで』のモラハラ夫は朝食の味噌汁を飲んで出汁の種類を妻に聞いたあとで、「力強い煮干しの出汁に繊細な白味噌を合わせるなんて、本当にセンスがないな、君は」と断罪。また、離れて暮らす義母が突然高級豚肉を持ってきて妻が作らざるを得なくなったサルティンボッカに対しても、一口食べるなり「生ハムの塩気があるのにこんなに塩を強くしてどうするの。見た目もひどい」と激昂。
「こういった妻の料理への執拗なダメ出しに、視聴者からは人気ドラマのタイトルを借りて『じゃあ、あんたが作ってみろよ!』という怒りの大合唱が起きたのです」
一方、本作のモラハラ夫は、勝男とはまったく違った側面も。渉は妻・あゆみをきつく叱責した直後、後ろから抱きしめて「俺は君のために言ってるんだよ」と猫なで声で囁き、そのまま寝室へ連れて行くのだ。この支配的な一連の流れに、《本当に気持ち悪い……》《勝男ごめん。あんたの方が全然マシだったわ》と、勝手に比較していた勝男に謝罪する視聴者も。
「勝男は、周囲にいてもおかしくない『アップデートが必要な昭和男』であり、どこか共感や成長を期待させるいらつきでした。対して今回の渉は、かなり深刻なレベルのモラハラ夫。『じゃあつく』を楽しく見ていた視聴者が、この精神的に追い詰められる展開にどこまでついていけるか、未知数な部分もあります」
ちなみにこのドラマ、公式サイトなどでは「夫からモラハラを受ける木南晴夏“あゆみ”のもとに謎のシェフ・高杉真宙“Kei”が現れる…恋愛×料理をテーマにした大人のファンタジック・ラブストーリー」という触れ込みのため、モラハラ夫に苦しむ妻がシェフと不倫する話だと思った人も多かったようだが、第1話の最後に高杉真宙演じるシェフが“幽霊”だと判明して、《斜め上すぎる》といった意見も出ている。
どんな展開になるのか、第2話以降も注目したい。






















