モラハラ夫(中村俊介)に冷たく当たられている主婦(木南晴夏)が、夜のキッチンに現れたシェフ(高杉真宙)の幽霊(実際には死んでいないことが後に判明)と恋に落ちていく『今夜、秘密のキッチンで』(フジテレビ系)。
そのあらすじだけ聞くと、一昔前のファンタジーみたいで敬遠してしまう人もいそうだが、一度見始めると予想以上にはまる人が多いようで、筆者(50代男性)もその一人だ。
『今夜、秘密のキッチンで』にハマる人が多い理由
その1つ目の理由は、本作のミステリアスな構造。
序盤では料理研究家の瀧本美織が、中村や木南にやたら接近し、家の中を探ろうとしたり、怪しさ満点だったが、中盤で高杉の婚約者で、高杉の転落事故の真相を調べていたとわかり、一気に怪しさは薄れた。
一方で、木南の親友でテレビ局記者の月城かなとは木南に親身に寄り添うように見せて、木南と別れた直後に誰かに報告の電話をしていたりと怪しい描写がある。単に記者としてスクープをあげたいだけなのかが気になる。
もう一人の友人・佐津川愛美にいたっては、木南の夫・中村と不倫関係にあることが判明。
佐津川「あゆみって目の前のことに必死で周りの人の気持ちわからないとこあるからね」
中村「そうなんだよ。さすが舞ちゃん、よくわかってる」
…って、どの口が言うという感じだ。
3人でランチする友人の2人ともが自分を裏切っているのだから、木南の友人選びにもちょっと問題があるといえるかも…。
そして何より怪しいのが中村。昏睡状態にある高杉のレシピノートを持っていたり、高杉の転落事故に関係がありそうだ。そして5話ではついに、中村の秘書・森優作が、病院のベッドにいる高杉のチューブを外そうとする描写も見られた。
素直に考えれば中村が高杉を新規店舗のシェフから解雇して、レシピだけを奪うために、森に高杉を突き落とさせたということになりそうだが、レシピのためだけにそこまでするだろうか? 前半で事件の真相がそこまでわかってしまうとも思えないので、後半ではさらに驚愕の展開が待っているかもしれない。(例えば森がつながっているのは中村ではない…なんてことはあるだろうか?)






















