億り人となった現在も投資だけに絞らず、PRやライターとしての本業をこなす。家事に育児、仕事に投資と多忙な日々をどのようにコントロールしているのだろうか。

親からの格言は「ATMの手数料を払うな」

両親は節約のためになんでも自分でやるタイプでしたが、私はその真逆。掃除や料理を完璧にこなして倒れるよりも、外注できるものは外注して、浮いた時間を投資や仕事に使ったほうがトータルの収益は高い、と判断しています。

 あとは『家事はやらなくても死なない!』と割り切って、優先度の低い家事は潔く諦め、その余白を娘たちと向き合う時間にしています」

 まだ幼い子どもたちには、投資は人生の選択肢を広げる手段だということを伝えていきたいという。

「例えばサンリオの株を買ったから一緒にピューロランドに行こうねと誘ったり、株主優待を使って家族で外食をしたり、私が親から教わったように日常の中に投資があって、家族の楽しい思い出につながったらいいなって。

 投資も仕事も結局は人生を自分でコントロールするための道具なので、投資で世界を広げ、仕事で社会貢献する姿を見せることで、こんな生き方もあるんだと考えるきっかけになったらうれしいですね

 インフレが進んでいる今、お金に興味を持つことは、これからの時代を生き抜く大切な防衛術だ。

「現金のまま持っているだけでは、残念ながら資産は目減りしてしまいます。私には今でも守っている親からの格言があって、一つは連帯保証人になるな、そしてもう一つはATMの手数料を払うな(笑)。

 100円、200円を大切にできない人は、大きなお金も守れません。ちょっとしたポイント活動でも小さな節約からでもいいので、お金を好きになり、大切に扱うことで誰でも投資家としての第一歩を踏み出せるんです

 億り人を目指すなら、まずは日々のお金の扱い方を見直すことから始めたほうがよさそうだ。

ちょる子著『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』(ダイヤモンド社)育休中に株式投資を本格開始し、2年で資産1億円を築き上げた現役ママ投資家・ちょる子さん初の著書。独自の投資スタイルで資産を増やした軌跡を、具体的な取引事例やデータとともに紹介。
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取材・文/片岡あけの

ちょる子 兼業投資家。2児のママ。親の影響を受け、2011年に240万円から株主優待を目当てに株式投資をスタート。2019年、育児休暇中に本格的に株式投資を開始し、大型株のスキャルピングやスイングトレードに挑戦。2021年に資産1億円達成。2025年には資産3億円突破。現在は、育児・仕事・投資のバランスをとりながら、自身の投資戦略や情報収集術などをSNSなどで発信。PR・IR・不動産関連の仕事にも携わる。