強い覚悟でライブツアーの準備を進める明菜だが、危惧していることも。
「明菜さんは、今でも本番で緊張するタイプ。デビューのときから、ライブ前には『人』という字を手のひらに3回書いて飲み込むルーティンを欠かさないんだとか。5月のファンクラブイベントでも“緊張しちゃう”と声を震わせる場面があったそうです」
「一気に勝負をかけすぎ」との心配も
芸能ジャーナリストの渡邉裕二氏は、20年というブランクについて、
「明菜さんがボイスレッスンに取り組み、努力していることは確かですが、一気に勝負をかけすぎだと心配です。ファンとしては、1公演で20曲程度は歌ってほしいと思うでしょう。明菜さんのことを気遣うのであれば、所属事務所は一気にキャパを広げるべきではないと思うのですが」
今回のツアーは“新しい明菜”を見せることができるのかが、勝負になるという。
「ライブツアーをするのであれば“現在と過去”をしっかりと埋めていくような展開をしていくべきでした。少なくとも新曲のCDやアルバムをいくつか出すなど、まずは“新しい明菜”をアピールしてからライブツアーにチャレンジしてもよかったと思います。ただ、ライブは空気感を共有するものなので“別物”だと考えたら否定はできません」(渡邉氏)
完璧主義でストイックな明菜。それはファンに満足してほしいからこそ、なのだが……。
わたなべ・ゆうじ 芸能ジャーナリスト。芸能・音楽記者として活躍。夕刊フジに「歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡」を連載。著書に『酒井法子 孤独なうさぎ』(双葉社)など

















