高橋は50歳で中山は45歳というオッサン同士のケンカ
実際、ラジオでこの件を取り上げたナインティナインの岡村隆史も「チョイスを間違えた、いじめられたっていう言葉」と指摘。この言葉の激しさが、炎上につながったという見方だ。同じ時期には、パンサーの尾形貴弘が「大っ嫌い」な芸人がいるとして「最低」「暴力がすごくて」などと動画サイトで語ったが、こちらは「犯人捜し」もそれほど盛り上がらず、炎上まではいかなかった。
さかなクンによれば、魚も小さな水槽に入れると「なぜかいじめが始まる」そうで、狭い世界で生きる人間にはいじめがつきものだ。いじめは昔より非難されるようになったが、同時に、当事者以外がネット越しにその構図を面白がれる状況もできあがっている。しかも、中山は「犯人捜し」のさなか、火に油を注ぐような投稿もしていた。
《万が一“そんなことはしていない”と吹聴するなら証拠出します》のちのち《“いじめられていた”という表現は完全に不適切でした》と修正するくらいなら、なぜそこまでやってしまったのか。
バランス感覚のなさが気になるが、ピン芸人には中山みたいなタイプがちょくちょくいる。R━1を獲ったあと、役者に転向した星田英利(元・ほっしゃん。)も不倫報道や過激な政治発言で騒がせてきた人だ。と思ったら、中山の見た目が最近、星田のようになっていて、しみじみとさせられた。
それはさておき、高橋はNHK Eテレの長寿番組『みいつけた!』で主役キャラ・コッシーの声を務めている。なかなか優れた仕事なので、こちらへの悪影響が生じないことを願いたい。
子どものケンカに親が出る、というのが野暮なように、大人のケンカで子どもの文化が貧しくなるのは残念だ。
まして、高橋は50歳で中山は45歳。オッサン同士のケンカなど、つかの間のネットニュースで消費されればもう十分だろう。

















