「国民を舐めてる」厳しい指摘

 高市首相の応答には、ほかの野党も反応している。共産党・小池晃書記局長は22日の記者会見で「今日の予算委員会の質疑、びっくりしました」「こんな露骨な答弁拒否は見たことがない」と厳しく批判。また、国民からも疑惑の目が向けられているようで……。

「22日放送のテレビ朝日系『グッド!モーニング』では、中傷動画を巡る高市首相の説明に関するANN世論調査の結果が報告されました。結果は説明に“納得する”が37%に対して、“納得しない”が41%で上回りました。これまでも高市首相はハッキリとした答弁を避けてきたので、納得していない人が多いのも頷けます」(政治ジャーナリスト)

時事通信が4月10~13日に行った世論調査で、高市早苗首相の内閣支持率は59.1%と過去最低を記録
時事通信が4月10~13日に行った世論調査で、高市早苗首相の内閣支持率は59.1%と過去最低を記録
【写真】“あえて盛らない”高市首相と、“盛りすぎ”と話題になった片山さつき大臣の選挙ポスター

 高市首相の“答弁拒否”には、ネット上からも批判が噴出。「質疑を拒否して秘書の陳述書で済まそうとするなんて、国民を舐めてる」「寝てない自慢は海外ではただの“無能さのアピール”だよ」「三日三晩も寝れてないって、そんなんで首相が務まるの?」「もう関与を疑われている方々の参考人招致なりをして、はっきりさせていただきたい」などと厳しい声があがっている。

 しかし一方で、「正直、最近の国会を見ていると『予算委員会』なのか『週刊誌報道検証委員会』なのか分からなくなる」「予算の議論をする場で全く無関係な内容、しかも週刊誌の憶測や偽造の可能性が高い内容の話をしようとする事自体がまず間違ってるでしょ」「この疑惑はどういう罪になるかよく分からないが、法に触れるのなら、さっさと告発して司法に捜査を委ねてほしい。予算委員会で時間を費やしてやるべき問題じゃない」といった指摘も。

 一体、真実はどこにあるのか。早々に決着をつけて、“本来の”予算委員会の議題をしっかりと審議してほしいものである。