園内で記念撮影をしていた関東から訪れたという夫婦に声をかけ、他のアトラクションの感想を聞いてみた。この夫婦はダイナソーサファリを体験したというが、「こんなもんか……という感じでした(笑)」とのことだったので、ふらっとチケットで体験できるアトラクションに関してはあまり期待しない方が良さそうだ。
ふらっとチケット購入者は1回1980円でアトラクション体験チケットの追加購入が可能だが、現在対象となっているアトラクションに関してはこの値段で追加購入する人はほとんどいないのでは。繁忙期以外の平日でアトラクション体験をメインで考えている人であれば、1DAYチケットを購入する方がお得だろう。
一体感のあるショーは満足度高し
1DAYチケット利用者は手首にリストバンドを巻いており、ふらっとチケット利用者は巻いていないためどちらで利用しているか一目で分かるが、記者が観察する限り半々という印象。
入場ゲートの近くにいたキャストに聞いてみたところ「まだ営業中なので正確にはわからないが、体感的には3〜4割はふらっとを利用されていると思う」とのことだったので、1度足を運ばせるという意味では成功だろう。
正直アトラクションは微妙なものの、SNSでも絶賛されているキャストのホスピタリティはとても素晴らしかった。すれ違うたびに挨拶や手を振るのはもちろん、アトラクションの場所を聞いた際にはとてもわかりやすく丁寧に説明してくれた。
入場直後に園内を周遊するタムタムトラムとすれ違った際、客が1人も乗っていないにも関わらず担当の男性キャストは全力で説明をしていたため、自分にだけ乗客が見えないのか? と錯覚したほどだ。
また1時間に1回程度のペースで園内のどこかしらでショーが行われているので、ふらっとチケットのアトラクション体験後も楽しむことができた。
大量の水を浴びて、びしょ濡れになりながら一緒に踊るジャングリアスプラッシュフェスはキャストの一部が客席に降りてきて盛り上げてくれるので、アトラクションの物足りなさを補ってくれる。
この日は平日とあってかお昼どきでもレストランは予約せずに利用できたので、これぐらいの混雑状況でふらっとチケットの料金であれば満足できるのでないだろうか。
ただオープン時のような混雑具合で長時間並んでアトラクションを体験すれば、「こんなに並んでこれ?」という感想になるのは仕方ないし、混雑していない日に訪問した記者でもリピートしたいと思う魅力は正直なかった。
沖縄県民限定の1DAYチケットも販売されているものの、やんばるトルネードプレミアムパス(通常1,870円)とスパの割引券が付いているだけでチケット料金は変わらない。
平日であればプレミアムパスがなくても高確率で並ばずに体験できることを考えれば、リピーターになりやすい県民限定のチケットの値段をもっと安くするか、県民限定で年間パスポートを販売してもいいのではないだろうか。
2日に県内在住者を対象に9月末までの期間限定で1台2000円の駐車場料金を無料にすると発表したが、那覇市や浦添市在住の知人に話を聞いても「高くて遠いから行く気がしない」といった声ばかりだったため、期間限定のサービスだけでなく県民を呼ぶ努力がもっと必要なのかもしれない。
県外や海外の人を今後も呼び続けるには、今後ポケモンなど根強いファンがついている人気コンテンツとコラボするのも一つの手と言えそうだが……。
来園した翌日にはサービス向上を目的にした利用アンケートが届き、改善すべきポイントなどを記入する欄もあったため、来園者の意見が反映され1日でも長く営業できることを期待したい。


















