32年にわたり放送された伝説のドラマ
1位は『3年B組金八先生』(TBS系)。
「今どきの犯罪など、身近な問題を取り上げるので教育にいいと思う。演じるなら草なぎ剛さん」(埼玉県・41歳・男性)、「現実社会の問題点を取り入れていて、親世代でも考えるところが多い」(神奈川県・69歳・女性)、「非現実的だが、理想を追求してる感じがある」(千葉県・53歳・女性)と、ダントツのトップに。
「30年以上にわたりその時々の10代に起こる問題を取り上げてきて、印象的なシリーズがたくさんありました。家庭内暴力やいじめ、妊娠、出産、性同一性障害やヤングケアラー、薬物問題と、テーマも攻めていた。名物生徒や名言も多く飛び出しました」
武田鉄矢主演の学園ドラマの金字塔で、1979~2011年に放送。中学校の教え子役には杉田かおる、田原俊彦、上戸彩など。三原じゅん子の「顔はヤバイよ、ボディやんな、ボディを」をはじめ名ゼリフも多数。リメイクはあり得る?
「金八先生といえば、武田鉄矢さん以外考えられない。何度モノマネされたことか。誰がやっても違和感がありそう。不朽の名作ということで、殿堂入りにしては?」
トップ5入りしたのは、いずれも熱血先生が登場する名作ドラマ。だが学園ドラマのあり方も変わった。
「10代の悩みが複雑化して、熱血では解決できない部分がある。裏アカなど、いじめも可視化されなくなった。みんな傷つきやすく、自己防衛本能が強いから、踏み込んできてほしくない。実際問題、金八先生がリメイクされたとしても、今の視聴者には受け入れられないのでは」
とカトリーヌさん。もう一つ、コンプライアンスの問題も大きい。
「暴力や押しつけ、プライベートへの介入に、女子生徒とキャッキャするのもセクハラと取られかねない。昭和の熱血がコンプラ面でアウトになってしまう。そういう意味で、今回『GTO』がどうなるか見てみたい」
はたして、熱血先生は令和に受け入れられるのか。
取材・文/小野寺悦子


















