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ー 復旧作業を終え戻ってきた足湯

能登半島地震からの復興を後押しする新たな観光スポットとして誕生した、石川県七尾市・和倉温泉の『わくらポケモン足湯』。オープンから間もなくポケモンモニュメント3体に破損が見つかったが、修復作業を終え、現在は7体すべてが再びそろった。夏休みシーズンを前に、“復興のシンボル”が観光客を迎えている。

復旧作業を終え戻ってきた足湯

 石川県七尾市の和倉温泉にある人気スポット『わくらポケモン足湯』で、破損していたポケモンモニュメントの修理が完了した。一時撤去されていたモニュメントの再設置が終わり、現在は7体すべてが元の姿で来場者を迎えている。

『わくらポケモン足湯』は、一般財団法人「ポケモン・ウィズ・ユー財団」と七尾市が連携し、和倉温泉の「湯っ足りパーク」にある足湯施設をリニューアルする形で、5月12日にオープンした。能登半島地震からの復興を後押しする観光支援の一環として整備された新スポットだ。

 施設内には、ピカチュウ、コダック、シャワーズ、クワッス、ギャラドス、ニョロモ、ニョロトノの計7体のポケモンモニュメントを設置。足湯の入口付近には、この施設に登場するギャラドス、ニョロモ、ニョロトノが描かれたオリジナルマンホール「ポケふた」も設置され、ポケモンファンの新たな“聖地”として注目を集めている。

 しかし、オープン後まもなくモニュメントの破損が相次いだ。シャワーズの尻尾付近にひび割れが見つかり、その後コダックの左足の破損も確認。

足湯内部の写真。手前が尻尾付近にひび割れが見つかったシャワーズ(一般財団法人ポケモン・ウィズ・ユー財団公式HPより)
足湯内部の写真。手前が尻尾付近にひび割れが見つかったシャワーズ(一般財団法人ポケモン・ウィズ・ユー財団公式HPより)

 現地での修復が困難だったため2体は一時撤去され、別のモニュメントでも損傷が見つかり応急処置が施された。コダックについては人為的に壊された可能性もあるとして、七尾市は被害届を提出している。

 その後、修復作業が進められ、7月上旬に一時撤去していたモニュメントの再設置が完了。現在は7体すべてがそろい、再びポケモンたちと一緒に足湯を楽しめるようになった。

 旅行業界関係者は、今回の復旧についてこう話す。

「近年は『ここでしか体験できない』観光コンテンツが旅行先を選ぶ大きな理由になっています。ポケモンは海外での知名度も非常に高く、和倉温泉を訪れる目的のひとつになり得る存在です。

 シンボルとなるモニュメントが早期に修復され、すべてそろった状態で来場者を迎えられることは、地域の観光にとっても大きなプラスになるでしょう」

 和倉温泉は能登を代表する温泉地のひとつ。ポケモンとのコラボレーションによって誕生した『わくらポケモン足湯』は、温泉街を散策する観光客が気軽に立ち寄れる新たな名所として期待を集めている。

 修理を終えたポケモンたちが再び来場者を出迎え、夏休みシーズンに向けてさらなるにぎわいを生み出しそうだ。